りょうの両親は、みほの実家に挨拶へ。しかし、みほの母親の初対面の人と会うときとは思えない馴れ馴れしい態度や、みほの父親は無言という状況に混乱していました。
その後、なんとか話はまとまり、結婚式当日。
りょうの姉・いちごさんと夫も式場に到着。いちごさんがみほの母に挨拶をしようと声をかけます。すると「うちのみほをいじめないでくださいね」と冗談混じりに言う、みほの母。
あまりの非常識さにいちごさんが苛立っていると、横から実母が「失礼なことおっしゃらないでください」「うちはそんな育て方しておりませんから」と一喝。さらに、みほの兄であろう男性の紹介もお願いしました。
すると、みほの母は「冗談ですよ」と笑顔で返答。そして、ドアの付近に座っている男性は、「みほの兄」だと紹介されました。しかし、みほの兄は無言でその場を立ち去り、いちごさんたちのみほ家族への不信感はさらに高まっていきました。
もう、関わらなければ大丈夫…?
結婚式が終わり、疲れがドッときていた、いちごさん。
結局、義妹・みほの父や兄とは一言も話せていませんでした。
そこに、実母が登場。
いちごさんの横に座ると「りょう(息子)のことは忘れます」と言い出します。
いちごさんが驚いた表情を見せると、実母は「元気で生きてくれたら、それでいいわ」と続けました。
実母の心の内を聞いたいちごさんは、「何事もなく、家族で生活してくれたら、それでいいよね」と実母の意見に賛同しました。
息子の結婚後は、もう口を出さないと決めた実母。実母の立場からすれば、りょうの嫁・みほに対して、言いたいことはたくさんあったかと思いますが、りょうが決めた人ならと実母なりの決意なのでしょう。ついつい良かれと思って、アドバイスをしてしまうこともありますが、そんな自分の未来を予想し自重できることはすごいことですよね。りょう夫婦も実母が安心して見守れるような家族を築いていってほしいですね。
原作/いちご