「首元のイボ」とは何?
首イボができて、まずはこれが何なのか、ネットで調べてみました。「首 ブツブツ」の2語で検索して調べると、ブツブツは加齢性のイボとすぐに判明。首イボは摩擦が多い場所にできやすく、私の場合、首元全体に散見され、左側の首元のつけ根から鎖骨にかけて多く、バッグをかける位置、ネックレスで擦れる部分に特に増えていました。
そして、知らない間にここにもあそこにもと、どんどん増えていきます。肌と同じ色の首イボではあるものの、自分でも気持ち悪く、なんとかしないといけないと切迫感を感じました。
私のイボはネットで検索した画像を見る限り「アクロコルドン(スキンダック)」のようでした。イボが大きく垂れ下がるようになる「懸垂性繊維腫」になると少しグロテスクでもあり、ひどくなる前に何とかしなくてはと思いました。
ホームケアでは効果がなく皮膚科を受診
「首イボ 効果」とネットで調べると、ヨクイニン成分が首イボに効果的とヒット。そこで、ヨクイニンを成分に含むハトムギ化粧水でホームケアもしてみました。しかし、結論から先に言うと、効果はありませんでした。
子どもの習い事のママ友と会話していたとき、ふと年齢を感じるタイミングの話題になり、首イボができたことを伝えました。すると「皮膚科に行ってみたら?」とアドバイスをもらいました。実は、ママ友も首元のイボに悩んでいる人で皮膚科に通っていたのです。意外と首元のイボに悩んでいる人は多いのかもしれないと思いました。
そのママ友が通っている皮膚科を教えてもらい、通い始めました。便利だったのは自宅からネットで予約番号を取ることができ、診療時間直前に病院に行けばいいこと。人気の皮膚科のため、当日の予約を取るのも早いもの勝ちなのですが、病院まで行かずに自宅から予約が取れる点が便利でした。
液体窒素の治療をスタート
皮膚科では、まず首イボの状態のを診察があり、どんな治療法をするか相談しました。ネットで調べたとおり、私の首イボは「アクロコルドン(スキンダック)」で、皮膚科で治療できるのはレーザー治療、液体窒素の2通り。レーザー治療のほうが値段は高いことの説明がありました。その代わり、レーザー治療のほうが通う期間は短いそうです。
私は、値段が安い液体窒素の治療法を選択。 治療は診療室の椅子に座ったまま、医師が液体窒素を首元に吹きかけます。麻酔はないですが、ゴムで弾かれるくらいのパチッとした痛みで、大人なら耐えられる程度だと思いました。吹きかけられるときは一瞬、びくっとします。手際よく何回も吹きかけていき、1回の治療は5分程度。あっという間に1回目の治療は終わりました。
液体窒素を吹きかけた部分は赤みを帯びていて、次第に赤い部分がかさぶたになっていきました。かさぶたが剥がれると、首元のイボはなくなっていました。
皮膚科ではトラネキサム酸の錠剤を処方され、自宅で飲んで体内からのケアもおこなっています。1回あたりの治療費は、液体窒素の施術が1,500円ほど、トラネキサム酸の薬は500円ほどで1週間あたり2,000円程度でした。レーザー治療だと2万円ほどはかかると言われたので、金額としては2つの治療法にはかなり差があると実感しています。
通院から3カ月後の今も治療中
現在、通院期間3カ月で、まだ治療中です。1週間に1回通っていますが、そのときにある首イボをこまめになくしていく感じです。見える部分の首元のイボに液体窒素を吹きかけて、様子を見ながら違う場所もおこなっていくため、治療してもほかの場所からイボが出てきたりして、なかなか終わりません。
最初の1回目は液体窒素を吹きかける音が怖くて少し緊張しましたが、2回目からは慣れもあり、リラックスして通えています。
途中、子どもの学級閉鎖や学校閉鎖もあったため、お休みを挟みながら通っています。首元のイボはまだ残っているため、3カ月経過した今も通わなくてはいけない状態。まったくなくなるまでには長期間必要なようです。
まとめ
まだ新しい首イボがぽつぽつ発生しているのに気付いたりして、首イボとは終わりがない闘いのような気がしています。エイジングケアは終わりのない道なのでしょうか……。
イボはまだ小さく色もなので大きく目立っていません。首イボが大きくなる前に対処し、いずれはきれいな首元になることが目標。美しくなるために努力していきます!
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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