夫が抱えていたある問題
私は20代前半で結婚し、数カ月で離婚しました。その理由は元夫のギャンブル依存症です。私自身はギャンブルに詳しくなかったこともあり、元夫は単なるギャンブル好きで、暇つぶし程度にやっているものだろうと思っていました。
しかし結婚後に、元夫は重度のギャンブル依存症であることが判明。特にスロットに傾倒しており、常にスロットをしたくて仕方がないようでした。
ギャンブル依存症の場合、お金が手元になくてもギャンブルがやめられず、借金をしてまでギャンブルをしようと考えるよう。元夫は過去にギャンブルが原因で自己破産したことがあると言いました。
元夫自身もそんな自分の行動に対して反省し、苦しんでいたようにも見えました。けれど、その後またもや生活費をギャンブルで使い果たしてしまったのです。
2人で乗り越えられない困難
生活費の使い込みがわかってからは、彼との結婚生活を続けることは無理だろうと判断した私。結婚からわずか数カ月後のことでしたが、私自身も金銭管理が得意ではなかったため、この問題を2人で乗り越えることは難しいと思ったのです。
正直、私が元夫との結婚を決めたのは「実家から離れたいから」という理由でした。そのため冷たいようですが、元夫に対して未練もなかったので、迷いなく「離婚したい」と伝えました。すると元夫も「それが最善の選択だと思う」と言ってくれたのです。
こうして私たちは離婚。お互いに感謝の気持ちを伝え、良い関係で別れることができたので、後味の悪さはありませんでした。離婚後は、この経験を無駄にしないように自分自身と向き合うことを大切にして、自分の人生に対して責任感を持つようになりました。
短い期間で結婚と離婚をした経験を振り返り、たとえそれが失敗であっても、そこからなにを学ぶかが大切だと感じました。一緒に人生を歩むことはできませんでしたが、元夫が幸せでいることを心から願っています。
著者/よしだマリ
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