夕方になって産院にやってきたやっくん。赤ちゃんを見て、「かわいくねぇ、ほんとに俺の子?」と信じられない言葉を放ちます。その言葉に憤る小梅。焦ったやっくんは赤ちゃんの名前はどうする?と話を変えました。女の子の場合は小梅が決めることになっており、「結菜」という名前で出生届も記入済み。夫に提出をお願いしました。後日、小梅のお母さんが赤ちゃんを見にきたとき、やっくんも産院にやってきました。お母さんが赤ちゃんの名前は何にしたの?と聞くと、やっくんは「麦」と答えます。予想外の展開で小梅の頭は真っ白に。そして……。
なんで子の名前を変えたのか…疑問をぶつける
かわいい名前にしたかった……と泣き続け、目が腫れてしまった小梅。小梅の姉は「だからあんな男、やめとけって言ったじゃん」と話します。そこに看護師さんがやってきて、「名前は決まりました?」と問いかけます。「麦です」と答えると、「かわいいし、お母さんの名前とバランスもぴったりでいいですね!」と言う返答が。少し救われた小梅でした。
退院した小梅。姉が作ってくれたごはんを食べながら、なんで出生届の名前を書き換えたのか、やっくんに問いかけました。すると、うちの子は美形ではないし、結菜は名前負けしそうだし、麦なら素朴でいいかと思って……と話します。やっぱり名前は顔を見てから決めないとダメだなと言う夫に対し、なぜ娘の顔をそこまでバカにするのかと怒る小梅。出生届は出したんだから諦めろ、とイラつくやっくんでした。
相談なく名前を変えられたら、ずっと根に持ちますよね。やっくんも出生届を提出する前に相談しておけば、こんなことにはならずに済んだのに……。夫婦だから相手に言わなくてもわかるはず、ということはなく、何事も事前に相談することが大切ですよね。
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