子どもをプールに誘う夫
夫は、昨年の冬ごろから「夏になったら、プールに行こう!」とたびたび子どもを誘っていました。私の住む街では3歳を過ぎると市民プールに入れることになっています。わが子も、夏には3歳を迎えるので、市民プールで遊べるようになります。
夫は小さいころ、スイミングを習っていて、泳ぎには自信がある様子。夫いわく「プールは体力がつくし、泳ぐ練習をしておいたほうがよい」とのこと。わが子は顔に水がかかることをとても嫌がっていたので、その苦手意識を克服する意味でも、子どもをプールに連れて行ったほうがよいというのです。
夫の考えに大賛成
私も夫の考えに大賛成でした。顔に水がかかるのを嫌がるわが子を見て「これから学校などで水泳の授業があったときに困るかもしれない、だから、早めに水に慣れさせておきたい」と思っていました。
また、わが子は男の子なので、夫がプールに連れて行ってくれたら、夫が子どもの着替えの面倒も見てくれるので助かるという思いもあって……。
夫がプールに連れて行ってくれたら、その時間、私は育児から解放されて、家でのんびり自分の時間を持つことができる、とワクワクしながら夫と子どもがプールに連れて行く日を心待ちにしていました。
考えが違った!
夫は早速プール開きの日を調べ、行く日にちまで決めていました。そして、いよいよプールへ行く前日、夫が驚くべきことを言ってきたのです。
「ねぇ、水着どこにあるの?」と。私は夫は自分の水着もどこにあるのかを把握していないのかと思い、少し呆れてしまったのですが、よく見ると夫の手には自分の水着が握られていました。
一体誰の水着を探してるのかと思ったら、「私の水着」を探していると言うのです!
てっきり、私は夫1人で子どもをプールに連れてくると思い込んでいただけに、夫の発言にびっくり!私は驚いて、「私もプールに行くの?」と聞くと、夫は「え?行かないの?大人ひとりでプールはちょっと大変かもしれないし……」と言います。
心待ちにしていたひとり時間を過ごせるはずが、私もプールに同伴することになってしまいました。
子どもは、プールに行くようになって顔に水がかかることにも慣れ、「プールにもっと行きたい!」と言うほどプールのことが好きになったようです。
この件で私がわかったことは、夫は「子どもと遊びに行くときには、私も同伴すると思い込んでいた」のに対し、私は「夫は大人ひとりで子どもを連れて行ってくれる」と考え方に違いがあったということ。
これから、夫に誘われたときには、私も行くつもりで考えているのか、きちんと確認するようにしています。
著者/nanoka22
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