悪気のない母の発言にモヤモヤ
「だって女の子だったら、今度はおひなさまを買わないといけないじゃん」。
母はあっけらかんと言いました。私は予想外の非常識な発言に驚き、言葉が出ず……。
確かに息子の初節句の際に、私の両親は立派な兜を買ってくれました。それにはとても感謝しています。
しかし、それとこれは別。「ひな人形を買いたくないから男の子がいい」なんて許せません。結局、私は何も返事できませんでしたが、それに対して母は特に気に留める様子もありませんでした。
母にとっては軽い冗談のつもりだったのかもしれませんが、この発言で私は不信感を持ってしまいました。
性別は女の子!母は何と言う?
その後、おなかの赤ちゃんと女の子だと判明。私は性別を母に伝えるときに、またひな人形のことを言われるのではないかとドキドキしました。
しかし、母は「女の子! よかったね〜! かわいいだろうね〜」と、以前の発言などまるでなかったかのように大喜び。無事に娘を出産し、初節句を迎えたときには、両親から立派なひな人形が送られてきました。
その後も母は、息子と同じように娘のこともかわいがってくれており、感謝することは多々あります。過去の発言について母を問い詰めることはしませんが、今後もし同じようなことを言われたら、今度はしっかりと否定しようと思っています。また、将来自分が母と同じ立場になったときに、冗談でもこのような発言はしないと心に決めました。
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イラスト/ななぎ
著者:都 うめこ
5歳男児と3歳女児のアクティブ転勤族ママ。趣味は公園巡りで、現在公園レポートを20本以上と育児に関する記事を執筆中。元銀行員でFP資格保有。