結婚式後、籍を入れた息子・りょうとみほ。その年の年末、りょう家族が帰省をすることに。実母は赤ちゃんを迎える準備をしてクタクタ。そんなとき、みほから電話が。みほは第一声からおむつや育児用ミルクの種類の指定をしてきます。
あまりの突然のおねがいに実母は「要求が多いのでは……?」と困惑していました。
そして、りょう家族が実家に帰省する日の朝。実家には大きな段ボールが届きます。実母が差出人を見ると、なんとりょうでした。
必要なものは実母が用意しているのに……と大きな段ボールが届いたことに、実母は不思議に思っていました。
そんな目的で…?
りょうの家族が実家に到着し、謎の段ボールを開けることに。
そこには、実家で用意しているものばかりでした。混乱する、いちごさん。
「そろえておいてって言うから用意してたんだけど」と実母がみほに聞くと、「新しいのは持って帰れるし〜」と驚愕の返答。よく確認すると、みほたちが用意した段ボールの中身と実母たちが用意したもののサイズなどが違っていました。
さらに、みほは「私が持ってきたものを置いて帰ったらいちごちゃんが使えるじゃない?」とまで言い出します。あまりの自分勝手さに呆れ返るいちごさんなのでした……。
みなさんも、周りの人から子どものおさがりなどをもらうこともあるのではないでしょうか。新生児のころの服はすぐにサイズアウトするため、きれいな状態でお下がりをもらえるのはありがたいですよね。しかし、あげる相手もすでに用意してしまっている場合もあります。今回もみほさんが一言確認の声をかけていれば、いちごさんや実母も混乱することはなかったかもしれませんね。
原作/いちご