トイレでまさかの事態に
幼児と一緒のトイレはハプニングがつきものだと思いますが、私にも苦い経験があります。外出先で、生理中にナプキンを替えようと思い、子どもと一緒にトイレに入ったときのこと。ナプキンを取り替え用を済ませた瞬間、子どもが「ママ、それなに? まっか!」と、トイレ内に響き渡る大声で言い出しました。
見えないようにささっと処理していたつもりでしたが、ナプキンの色があまりに衝撃だったのでしょう。子どもは純粋にびっくりしたのだと思いますが、驚くほど大きな声だったので、私も恥ずかしくなりつい「しーっ!」と強く言ってしまいました。
きっと幼児に「生理だよ」と説明しても「せいりってなに?!」と大声で返されるはず。やさしく説明できればよかったのですが、私はとにかくその場を収めることに必死で、このような対応になってしまいました。
初めてタンポンを使ったら…
長年ナプキンを使っており、タンポンは未経験だった私。出産後に子どもとベビースイミングに通うことになったとき、経血量が少ない生理終わりかけの日にタンポンに初挑戦! タンポンの挿入はスムーズにでき経血が漏れ出ることもなく、その快適さに感動した私はタンポンを愛用するようになりました。
そんなある日、タンポンをつけて自転車に乗っていると、突然下半身に違和感が。そう、経血漏れを起こしていたのです。「タンポンを挿れているのにどうして?」と疑問でいっぱいでしたが、帰宅後タンポンのパッケージを見て原因が判明。
私は経血量に合わないタンポンを挿れていました。タンポンならどれでも大丈夫だと思い込んでいたのですが、ナプキンのように経血量に応じたサイズを選ばないといけないのだと、このとき初めて学びました。
私の場合、出産後は生理症状が軽減し少しラクになりましたが、まだまだ生理中のハプニングとは付き合っていかなくてはいけなそうです。子育て中の生理は大変なこともありますが、これからも自分の体と向き合いながら過ごしていきたいです。
著者:田中みみこ/女性・主婦
イラスト:もふたむ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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