「ぬるっとする。もしかして…」彼のベッドで起床後、私が絶望したワケは

経血量の多い生理2日目。こまめにナプキンを取り替えれば問題ないのですが、なかなかトイレに行けないときはズボンやスカートを汚してしまったことが何度もあります。

 

バイト中に休憩時間になるまで4時間ほどトイレに行けず、はいていたズボンに経血が漏れてしまったことも。そのときは女性のバイト仲間がこっそり教えてくれました。私服で勤務していたので、休憩時間に急いで替えのズボンを買いに走りました。

 

あるとき、お付き合いしている彼の家に泊まりに行った日に生理になってしまったことが。そろそろ生理がきそうだなと予想してはいたので、夜用ナプキンも用意していましたが、それでは足りなかったようで……起床すると、おしりのあたりにぬるっとした感覚が。

 

紺色のシーツだったので最初はよくわからなかったのですが、はいていたパンツやスウェットが経血で濡れていて……。よく目を凝らして見ると、紺色のシーツにもしっかりと経血の汚れがついてしまっていました。彼は「大丈夫だよ」と言ってすぐに洗濯をしてくれましたが、私としてはとても申し訳なく、その日以降、夜用ナプキンの中でも一番大きなサイズのものを就寝時につけるようにしています。

このように、生理の失敗が多い私ですが、楽しい場面ではついつい失敗していることにすら気づかないこともあります。

 

友だちと買い物に行ったあと、居酒屋でごはんを食べることになったときです。おいしい食事と楽しいおしゃべりに夢中になってしまい、ついナプキン交換をあと回しにしてしまっていた私。ショッピングからごはんまでの数時間、一度もナプキンを取り替えませんでした。

 

そろそろ帰ろうと立ち上がると、おしりのあたりにはっきりとした違和感が。さらにひんやりと冷たい感触もありました。嫌な予感とともに立ち上がっておしりを確認すると……ベージュのズボンにナプキンの形がくっきりとうつるほど、経血が漏れていたのです！

 

座っていたところは濡らしたハンカチで急いで拭き取り、ショッピング中にたまたまズボンを買っていたので、すぐ着替えることができましたがとても恥ずかしかったです。

 

 

何度も経血を漏らしてしまう私が学んだことといえば、当たり前すぎて笑われるかもしれませんが、生理のときはこまめにトイレに行き、ナプキンを取り替えるべきだということ。楽しくて中座したくなくても、たとえ尿意がなくても、こまめにトイレに行くべきだと肝に命じました。

 

※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。

 

 

著者：牧野奈緒子／女性・主婦
イラスト：マメ美

監修：助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています