貯金をすることに
最近のわが家は老後に向けて貯蓄を増やすため、家計の見直しを始めました。私たち夫婦はどちらかというと浪費家タイプ。独身時代が長かった私たちは、自由にお金を使える時間も長かったため、なかなか浪費グセが抜けません。
そんなある日、夫が突然「60歳になったときに3000万くらいの貯蓄があったほうがいいと思うから、今から一緒に貯金を頑張っていきたい」と言ってきたのです。
お金の管理をする大切さを伝えたYouTubeを見たことと、たまたま友人に聞いた貯金額に衝撃を受けたのがキッカケだったそう。
将来への貯金への不安があるのは私も同じだったため、これを機に、私たちは家計を見直すことにしました。家計簿をつけて固定費を見直したり、外出や外食などの予算を決めたり、すると節約できる部分があることに気がついたのです。
家計管理を見直した矢先…
そうやって家計を見直していったことで、少しずつ貯金ができるような気がしてきました。
意識的に家計を管理していこう、と夫婦で話し、それと同時に家の中の片づけもおこなうことに。快適に生活ができるように不用品をどんどん捨てていく一方で、家の中から出てきたのは「本当にこれは必要なのか?」というような物……。
今は必要のないような物を、夫が数々購入していることがわかったのです。
今必要な物だけを買ってほしい私
夫が購入していたのは、新しい掃除機、家具の隙間に入れられる収納用のワゴン、布団の圧縮袋などです。それほど大きな金額ではなくても、まとまれば相当な金額になります。
購入前、一応相談はするのですが、私が大至急必要ではないと言っても、夫は自分が欲しければ買う、という考えのようです。
最近、夫が欲しいと言い始めた物の中で、1番疑問に思ったのは「米びつ」です。ホームセンターで見かけてほしくなったと言います。値段は6000円ほどで、私は「今使っている物もあるし、今すぐには買わないで」と夫に言いました。
しかし「今使っている物よりたくさん入るし、スリムだしあと10年くらい使うからいいでしょ」と言うのです。まだ、その米びつはまだ買ってきてはいませんが、夫は今すぐにでも買いに行きそうな勢いでした……。
今必要でない物を買ってしまうのであれば、「家計を見直した意味が薄れてしまうのでは?」と私は正直疑問に思っています。
せっかく一緒に頑張る目標ができて、力を合わせていこうねと話した矢先の出来事。本当に貯金をする気があるのかと、私は少し不安になってしまいました。まずは、米びつの購入を絶対に阻止しようと思っています。
著者/Sugar111 佐藤 幸代
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