海外旅行の予定と被るなんて
彼氏との海外旅行を楽しみにしていた私。ある日、旅行の期間に生理が被ってしまうことに気がつきました。せっかくの彼氏との海外旅行なのに……と私はガックリ。私は海外で生理を迎えることに不安があったため、さまざまな事態に備えて荷物の準備を念入りにおこないました。
特に注意して準備したのは生理用品です。海外で生理用品を販売している店舗を探して購入し、使い慣れていない海外の生理用品を使用するのは心配だったので、しっかり準備して行こうと決めていました。
そのため、ナプキンやタンポンは困らないようにたくさん準備。そして、生理痛がひどい私は鎮痛薬も十分に用意し、いざ旅行当日を迎えました。
このおなかの痛みは…
海外旅行の初日。その日は朝からテーマパークに滞在する予定だったため、楽しみにしていた私は朝早くに目が覚めました。しかし、起きてすぐおなかに鈍痛が……。そろそろ生理がきそうな痛みだったので、念のためショーツにナプキンを装着してホテルを出発しました。
そして、テーマパークに到着。着いてすぐにおなかの痛みが強くなったため、トイレに行きショーツを確認すると、やはり生理になっていました。生理に備えてナプキンも鎮痛薬も携帯していたので、なんとかなるだろうと思っていたのですが……実は、私はある重要な物を準備し忘れていたのです。
薬を飲みたいのに…!
生理痛がひどくなる前に鎮痛薬を飲もうとした私。しかし、薬を飲むための水を準備していなかったのです。水がなければ薬を飲むことができないうえに、そのときの私は空腹状態。薬を飲むためには食料と水が必要でした。
私が今いるところはテーマパーク。食料と水を購入できるようなコンビニや自販機は、パッと見た感じでは近くに見当たりません。英語が苦手な私と彼は周りの人に聞くこともできず、食べ物と水の調達に手こずってしまって……私はしばらく鎮痛薬を飲めずにいました。
そして、やっとの思いでパーク内にあるカフェを発見。順番待ちの列に並んでいるうち、だんだんと生理痛が強くなっていき、私は並んでいる途中で座り込んでしまいました。けれど、なんとか彼氏に支えてもらいながら並び続け、無事に食料と水を手に入れることができたのです。
その後、私は鎮痛薬を飲めたおかげで生理痛も治まり、彼とテーマパークを楽しむことができました。
生理用品に関しては準備万全だった私。けれど、いざ生理を迎えると鎮痛薬を飲むための水や食料がなく、生理中は生理用品以外にも必要な物があると学びました。生理痛のひどい私は、生理痛がひどくなってきたときにできるだけ早く鎮痛薬を飲みたいので、今後旅行をするときは水や食料を手に入れられるお店を事前に調べるなどして、気をつけようと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:shiyu/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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