「ドロッ」と出る感覚が苦手
生理のときは、いつもナプキンを使用していた私。けれど、経血がナプキンにドロッと出てくる感覚がどうにも不快で、この不快感を解決できる方法がないかネットで調べていました。
すると、タンポンを使うと経血が流れ出る感覚がなくなっていい、という情報を見つけ、私はさっそくドラッグストアでタンポンを購入。次の生理時に使ってみることにしました。
生理がめちゃくちゃ快適に!
実際にタンポンを使ってみたところ、経血がドロッと出てくる感覚がほとんどなくなり、快適に過ごせるようになったのです! ほかにも、ナプキンだけでは経血が漏れないかいつも不安でしたが、タンポンを併用することで漏れる心配もなくなりました。
「もっと早くタンポンを使えばよかった」と思っていた私でしたが、このとき、ある重大なミスを犯していたことに気がついていなかったのです……。
激痛が…!
それは、タンポンを取り出そうとしたときのこと。タンポンのひもを引っ張った瞬間に激痛が走り、「痛い! 痛い! 痛い!」と絶叫しました。あまりの痛さに、私はタンポンを取り出すことができなかったのです。
焦った私は、すぐにスマホで調べてみると、タンポンのサイズが合っていなかったことが判明。タンポンは経血量に合ったサイズを使用しなければいけませんが、この日の私は経血量が少ないのに多い日用のタンポンを使用してしまっていました。
そのため、経血がタンポンに十分染み込んでおらず、出す際にひっかかり痛みが生じてしまったようでした。結局その日は、声を出して痛みをごまかしながらひもを引っ張り、なんとかタンポンを取り出すことができました。
あのときの激痛は今でも忘れられませんが、タンポンを使うようになってから、生理期間を快適に過ごせるようになりました。もちろん、経血量に合わせてタンポンのサイズを変えたり、長時間の使用はしないようにしたりと使い方には十分気をつけています。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:青山涼風/女性・主婦
イラスト:おんたま
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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