体のために我慢してみたけれど…
1日に2~3回飲むほどコーヒーや紅茶が大好きな私。けれども、知人に「生理痛がつらいならカフェインを普段から控えたほうがいい」と言われてしまいました。生理痛がつらかった私は、知人のアドバイスを受け、コーヒーや紅茶を飲む回数を1日1回程度に抑え、生理中はまったく飲まない生活を始めました。
すると、コーヒーや紅茶を飲めないことが私の中で大きなストレスになってしまったのです。私の場合は、生理痛の改善にもあまり効果はなかったように思いますそこで私は、ストレスを軽減するためにも、生理中はカフェインレスのコーヒーや紅茶を楽しむようになりました。
今では、生理でつらいときはちょっとお高い紅茶を飲んでもいいと決めて、月に1度の楽しみをつくるように。自分の大好きなものを我慢する生活をやめることで、ストレスが軽減されました。
寝ているときの漏れが気になって
生理痛だけでなく、経血量の多さにも悩まされている私。特に1日目の量が多いタイプで、漏れが気になってゆっくり眠れないこともありました。
生理中の睡眠不足が気になった私は、何とかしなければ!と考えました。その結果、夜用のナプキンとタンポンの両方を使うことをひらめいたのです。実際に試してみると、タンポンから経血が漏れてきても、夜用のナプキンで吸収することができるため、就寝中に経血が漏れることはなくなりました。
さらに、夜用のナプキンだけを使っていたころは、起き上がったときの経血がドロッと漏れる感じが気になっていましたが、タンポンのおかげでその感覚もなくなりました。夜用ナプキンとタンポンの2つ使いで、生理中でもよく眠れるようになったのです。
生理痛でも家事をしていたら…
他にも、私は家事ができなくなるほど生理痛がひどいときがあります。ごはんの支度や洗い物などができず、夫にお願いすることもあり、私はとても罪悪感を抱いていました。
ある生理痛がひどい日、できる限りの家事は自分でやろうと無理をしてしまい、めまいや立ちくらみで動けなくなってしまったことが。すると、夫から「無理をして倒れるくらいなら最初から頼れ」と怒られてしまったのです。
夫に迷惑をかけたくない一心でしたが、結局夫に迷惑をかけてしまいました。その後、夫に言われたとおりにおとなしく休んでいると、しばらくして体調は回復。夫に「もっと頼れ」と言われたことで、生理痛がひどいときに無理する必要はないと理解し、体調が悪いときは素直に人に頼るようにしようと思うようになりました。
私は、思った通りに動けないとイライラしてしまうし、規則正しく生活をしないとすぐに体調を崩してしまいます。そのため、生理によるストレスや睡眠不足は私にとって大敵なのです。生理は憂うつで嫌なものだと思っていましたが、生理中だけは仕方がないと割り切ることで、気持ちがスッとラクになりました。これからも、生理とうまく付き合っていけるといいなと思います。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:山本まや/女性・主婦
イラスト:すうみ
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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