周囲に頼られる自分に似ている娘が、脅しなどするはずがないと信じるよしえさん。
しかし、家に帰ると……?
あなたは悪くないけど、うるさい親もいるから気を付けなさい!
帰宅したよしえさんに怒られたあおいちゃん。
必死に自分は悪くないと主張し、難を逃れます。
しかし、よしえさんの目の届かない自室で、あおいちゃんは激昂。
親に告げ口したゆうかちゃんに仕返しするべく、次の日にはほのかをはじめとするクラスメイトに、ゆうかちゃんの悪口を吹き込み、無視することを強要するのでした。
狭いコミュニティで生活する子どもたちにとって、ボス的存在の友だちが言う言葉は絶対的な強さを持ちます。
このクラスでは、そのボスにあたる存在はあおいちゃんのようです。
そんなあおいちゃんに無視を強要されてしまえば、次に標的にされるのは自分かもしれないと考えて従ってしまいそうですよね。
こうしてイジメが生まれていくのかと思うとゾッとしますが、このような状況で子どもたちに大人がしてあげられることは何かないのでしょうか?