新型コロナウイルス感染症の流行下、ついに息子さんを病院に連れて行けなくなってしまいました。ぺ子さんが病院に行く日は夫が仕事を休み、息子さんと一緒に過ごすほかありません。
当時の通院回数は、月4、5回程度。ぺ子さんは、毎週のように仕事を休まねばならない夫を見て、1日でも早く妊娠し、通院の日々から抜け出したいと考えるようになりました。そこで決意したのが、子宮卵管造影検査だったのです。
子宮卵管造影検査後、基礎体温やいかに!
※子宮の収縮を抑える→腸蠕動(ちょうぜんどう)を抑える
子宮卵管造影検査とは、子宮内や卵管に異常がないか調べる検査のこと。痛みがあると噂の検査ではあるものの、卵管に造影剤を流すことで、卵管の通りや働きが良くなり、妊娠しやすくなると言われています。
ペ子さんが実際に子宮卵管造影検査を受けたときは、鈍痛の中、圧迫感が長く続いているような感覚だったそうですが、読者の方から寄せられたコメントには「痛かった」という声も多かったようです。
子宮卵管造影検査のおかげか、排卵が確認できたペ子さん。検査後6カ月間は、通称「ゴールデン期間」と呼ばれる『妊娠しやすいとされる期間』です。妊娠への期待が高まりますね!
監修/助産師 松田玲子