ナプキンの羽なしが好きだった理由
これまでナプキンのメーカーには特にこだわりがなかったのですが、とにかく「羽なしナプキンがいい」と思っていました。生理中はナプキンを替えるために、頻繁にトイレに行かなければいけません。
羽つきのナプキンだと、外出先のトイレで羽部分をショーツからはがすとき、バリバリと大きな音が鳴ってしまいます。私はその音が恥ずかしく嫌だったのです。
そのため、できるだけショーツからはがす面積が少ないほうがいいと思い、羽なしナプキンを使うようにしていました。
子どもが生まれてから
そんなこだわりを持っていた私ですが、子どもが生まれてから考え方が大きく変わりました。
羽つきナプキンを好んで使うようになったのです!
1つ目の理由は、子どもの送迎で自転車に乗るとき、羽があったほうがショーツにしっかりと固定されて、経血量が多い日でも安心して使うことができること。送迎のときには、とにかく急いでいることが多いので、経血漏れしにくく、さらにボトムスに響かないタイプのものを使っています。
2つ目の理由は、子どもとのお出かけ中は、ナプキンがズレて洋服が汚れてしまっても、すぐに対応できないときがあるからです。こまめにトイレに行くことができないので、羽ありナプキンをつけてナプキンがズレることへの不安を少しでも減らしたいと思うようになりました。
子どもが生まれてからは、「経血漏れをしにくいナプキン」を選ぶようになったのです。
ライフスタイルに合わせて
羽なしナプキンにこだわっていたときには、羽ありナプキンの羽が太ももに当たったときの違和感が苦手でした。けれど、実際に使ってみると、羽があることでの違和感はそこまで気になりませんでした。当時使っていた羽ありナプキンよりも、性能面がよくなっていたのかもしれません。
ナプキン以外の生理用品についても「使いにくい」と決めつけず、ライフスタイルに合わせて柔軟に挑戦していけたらいいなと思っています。
羽ありナプキンを使うようになってから、子どもとのお出かけでも快適に過ごせるようになった気がします。生理中でも「子どもとアクティブにお出かけをしたい!」「元気なママでいたい」からこそ、これからもナプキン選びをこだわりたいなと思いました。
著者:ゆうか/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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