プールが好きなすみかさんは、4年生になってスイミングスクールに通い始めます。そして学校では水泳部に入りました。いざプールに行くと、みんな泳ぎが上手でびっくり。泳げる子にいじめられるかも……と思いましたが、試合のときの水着をお揃いにしようと言ってくれたり、休み時間も一緒に遊んだりと仲良くなりました。読書そして水泳も好きになったすみかさん。あることがきっかけで、特技に気づき……。
得意なことって何だろう…
3年生の頃は毎日のように本を読んでいたすみかさん。国語のテストの点数が良くなり、問題を解くスピードも早くなりました。とくに好きだったのが夏休みの宿題の読書感想文。どの本で書こうかな〜、一冊しか書いちゃダメなのかな〜、と毎回ワクワクして取り組んでいました。
そして、授業で書いた作文がコンクールで入賞することも。「楽しそうな気持ちが作文から伝わってきた」と先生に言われ、学校で初めて褒められたかも!?とうれしくなります。授業中、感想文が書けなくて困っている子を見て、自分は書くのが得意なのかもしれないと気づきました。特技を見つけたことで、少しだけ積極的に。授業中も手を挙げられるようになっていきます。
他の人より得意なことって、意外と自分では気付きにくいですよね。テストや作文のコンクールがきっかけで、国語が得意なことに気づいたすみかさん。授業にも積極的に参加できるようになったことで、学校生活を楽しめるようになるといいですね。
-
前の話を読む17話
いじめられるかも!?プールは好きだけど泳げない私が水泳部に入部して… #癇癪持ちの気持ち 17
-
次の話を読む19話
水泳大会に出場決定!?泳ぐのは好きだけど大きな不安に襲われて… #癇癪持ちの気持ち 19
-
最初から読む1話
「この子は育てるのが大変そう」自分の内面に悩み続けた幼少期の記憶 #癇癪持ちの気持ち 1