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母親に甘えたくても甘えられない…反抗しつつもあることに気づいて親近感が!! #癇癪持ちの気持ち 24

【癇癪持ちの気持ち 第23話】幼いころに癇癪を頻発し、自分として生きる大変さや自分の内面に悩み続けたすみかさんが、幼少期の記憶をたどります。小学5年生になったすみかさん。演劇発表会の練習中、すみかさんは登場のタイミングがつかめず、先頭だった順番を変えられてしまいます。
そのことを何気なくお母さんに話すと、「あんたって情けない子ね!ちゃんとやりなさいよ!」と返されました。その言葉にショックを受けたすみかさんは、癇癪を起こします。本当はお母さんから「先頭じゃなくても大丈夫」という言葉が欲しかったのですが……。お母さんとの意見の食い違いは続きーー。

親友のノナちゃんは体育がない日はかわいい靴を履いて通学してきます。それを見て、いいなぁと憧れたすみかさん。お母さんに買ってもらおうとしますが、靴はデザインより機能性ということで購入ならず。洋服もすみかさんの意見を聞くことなく選ぶため、言っても分かってくれないと諦めました。

そして、前の学校で親友だったモモちゃんとの文通にお母さんが口をはさみます。手紙には「彼氏ができた」と書かれており、すみかさんのテンションはアップ。しかし、それを聞いたお母さんは、すみかさんとモモちゃんのタイプが違うと判断。「友達やめたら?」と助言します。なんて事を言い出すんだと思ったすみかさん。お母さんに対していろいろ思うことがあり……。

 

母親に言わないことが増えていく…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、すみかさんのお姉ちゃんはコンサートに行くことを、すみかさんに伝えました。コンサートのことはお母さんには内緒だと姉妹で約束していましたが、チケットがお母さんに見つかってしまいます。案の定、誰と?どうやって行くの?と質問責めに。
 
「うるさいなぁ」と言おうものなら「だって心配なのよ!」と返されるので、何も言えなくなってしまいます。そして当日は何事もなく送り出してくれるのですが、であれば最初から笑顔で「楽しんできてね!」と言ってくれたら……とすみかさんは思います。お母さんに話す=面倒なことになるから隠し事をするのになと考えるのでした。
 
ときは過ぎてお正月。すみかさんのお父さんの妹・ユイコさん一家が遊びにきました。ユイコさんの子どもたちが母であるユイコさんに甘える様子を見て、自分も母親に甘えたくなりますが、母はクールな対応……。一緒にファッション誌を見たり、流行りのテレビ番組の話ができたりするユイコさんが母親だったらいいのにと思いました。
 
お正月が明けて……学校をサボった日、お母さんからショッピングに誘われました。その日はお母さんの機嫌が良く、すみかさんが選んだ洋服も買ってくれます。そして行った先はママ友とのランチ会。食事をしながらお母さんを観察していると、みんなの輪に入れていない?ことに気づき……。家にいるときはおしゃべりで怒りん坊、外では大人しい、自分と同じじゃん!と気づくのでした。
 
小学校高学年になってくると、親に秘密にしたいことができたり、親のことをうるさく感じたり……。すみかさんの気持ちが分かる人も多いのではないでしょうか。でもたまに、甘えたくなったりもするんですよね。
ママ友と交流するお母さんを客観視して、自分に似ているところがあると気づいたすみかさん。反発心を抱くことが多かったお母さんに対して、少し親近感をもったのではないでしょうか。

 

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターすみか

    自身の体験をもとにエッセイ漫画を描いている主婦です。

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