食べても食べてもおなかが…
私は生理3日前ぐらいから生理期間にかけて、食べても食べてもおなかが空いてしまうことに悩まされていました。この症状は、1人目を産んだあとから始まったように思います。
いつも、午前7時に朝ごはんを食べても2時間後にはおなかが空き、お昼ごはんの前にお菓子や菓子パンをつまんでしまいます。さらには、昼ごはんのあとにもおやつを食べ、夕飯前にもつまみ食い。そして、夜ごはんを食べ終わると夜食に手を伸ばすのが、私の習慣となっていました。
そんな生活を1年ほど続けていた私。「生理前だから仕方ない」と毎度、自分自身に言い訳をして暴食を続けていましたが、みるみるうちに太っていき……1年間で体重がなんと7kgも増加! さすがに「このままではいけない」と思った私は、生理前の食欲と向き合うことにしました。
食生活を見直してみると?
太る原因はおそらく間食にあると考えた私は、まずはお菓子や菓子パンなどの間食をやめることに。ただ、空腹を完全に我慢するのは厳しいので、お菓子などの代わりに白湯を飲むことにしました。
すると、私の場合はこれが見事に効いたのです! おなかが空いたときにゆっくり白湯を飲むと、空腹が和らぐ感覚がありました。けれど、白湯をたくさん飲んでも、どうしても空腹が我慢できないときも。そのときには、あたりめや茎わかめ、梅こんぶなど、食感のあるヘルシーな物を食べるようにしています。
そして、食事そのものの見直しもおこないました。これまではずっと白米を食べていましたが、腹持ちの良い玄米に置き換えてみることに。すると、増え続けていた体重の増加がピタリと止まり、生理前の便秘も改善されたのです!
生理中のコンディションに変化が
生理前の食欲を抑えるため、食生活をガラリと変えてみた私。見直し後の食生活を数カ月ほど続けていくと、生理中の心身のコンディションにも変化が見られるようになりました。
間食に菓子パンやお菓子を食べていたころの私は、生理になると肌荒れがひどくなり、「もっと甘い物が食べたい」とずっとイライラ、モヤモヤしていました。
しかし、食生活を見直してからは生理中の肌荒れがグンと減り、「甘い物が食べたい」とイライラすることがなくなったのです! このように、食生活を変えたことで、生理中の肌の状態やメンタルも安定するようになりました。
生理前の食欲がどうしても我慢できず、1年間で7kgも体重が増加してしまった私。生理前だからと自分を甘やかして好きな物を好きなだけ食べてきましたが、食生活を見直したことで体重の増加が止まり、生理中の心身のコンディションにも改善が見られました。まだ増加した7kgすべてを落とせてはいませんが、これからも食事内容を工夫するなどして、生理前の食欲とうまく向き合っていきたいと思います。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/なかまる あゆみ
監修/助産師 松田玲子
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