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「どうして告白してくれないの?」いい感じなのに…彼に抱き始めた違和感。その正体に衝撃

早く結婚したかった25歳のころ。ゴルフスクールで出会った彼は一緒にいると楽しかったのですが、どこか違和感が。「この人に深入りしてはダメ」と心のアラームが警鐘を鳴らしていて……。

ゴルフスクールでの出会い

彼との出会いはゴルフスクールでした。当時、私は彼氏のいない25歳。淡々と仕事をこなす日々につまらなさを感じ、運動と新たな出会いに期待して週1回のゴルフスクールに入会しました。

 

そこで出会ったのは10歳年上で35歳の彼。第一印象は「話しやすく、カッコいい人」で、彼はなんでも知っている大人の魅力と余裕を持っていました。

 

そして、2人で遊びに行くのにそう時間はかかりませんでした。彼はとてもフレンドリーで、営業職なだけあってコミュニケーション能力が高く、一緒にいるととても楽しかったのです。

 

なぜ「付き合おう」と言ってくれないの?

ところが、何度か一緒に過ごすうちに違和感を覚えるようになりました。

 

お互いに惹かれ合っているのは確かだったのですが、彼は年齢差が10歳あることをとても気にして「付き合うとしたらあなたの親に申し訳ない」「もっと年が近くていい人がいると思う」などと言うのです。私が「歳の差は関係ないよ」といくら言ってもなかなか「付き合おう」とは言ってくれませんでした。

 

それなのに体の関係を求めてくるため、矛盾と違和感を覚えたのです。私はわりと古臭い考えで、付き合っていない人と体の関係になりたくありません。何回も誘いを拒む私に、彼は少しイライラしたように「プラトニックな関係は無理だよ」とひと言。

 

その言葉に、彼は一緒にいると楽しいけれど、信用はできない人だと私は思いました。この発言以降、彼に深入りするのは危険だと距離を置くようになったのです。

 

違和感の正体

それからも彼とはゴルフスクールで顔を合わせていましたが、2人きりで遊ぶことはなくなりました。そしてその後ほどなくして、彼には別居中の妻がいる既婚者だと判明したのです。

 

自分が既婚者であることを私にバレたくなかったから、付き合おうとはっきり言わずにうやむやにしていたようです。「違和感の正体はこれだったんだ!」と妙に納得したのを覚えています。

 

 

なかなか付き合おうと言わないわりに体の関係を求めてくる彼。私が抱いた違和感は大当たりでした。一緒にいると楽しくても、違和感に目をつぶらずに距離を置いて本当に良かったです。もしかしたら不倫の片棒を担がされていたかもしれない、と思うと今でもゾッとします。

 

 

 

著者:有吉 こう/女性・主婦
イラスト:マメ美

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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