おひとりさま行動が大好きだった
映画やコンサート、ごはんを食べに行くのにもひとり行動が大好きだった私は、たまにの家族旅行くらいしか複数人での行動をしませんでした。ひとりで好きなものを好きな時間に楽しむということが、生活の中でお気に入りのひとときだったのです。
ですが、パートナーと出会ってからは一変。ひとりで観光してもなんだか楽しくない、おいしいものを食べてもなんだか物足りない、寂しいといった気持ちが湧き上がるようになりました。
まるごと受け入れてくれるパートナー
私は、今でもひとりで過ごす時間が必要です。ですが、以前のように好んでひとりで長い期間を過ごすことはなくなりました。私は人と一緒に過ごすのが嫌なのではなく、嘘の自分を演じて過ごすことがストレスだったのです。
パートナーは、ありのままの私をまるごと受け入れてくれます。「そんなあなたも大好きだ」と言ってくれます。たとえ他人がおかしい、意味がわからないという行動であったとしても、「面白いね! 飽きないわ!」と楽しんでくれるのです。
素の自分でいられる
パートナーと一緒に過ごしていると、無言でいてももちろん大丈夫です。笑いたかったら笑い、眠たかったら寝る。おなかが空いていなかったら無理に食べないし、急に話しかけてもいい、スマホを触っていても大丈夫です。力むことなく、他人の目を伺うことなく、ありのままの私でいさせてくれるのです。
おひとりさまでいたころは、どこか強がっていた自分がいたのかもしれません。パートナーができた今は、弱さを見せることもできるようになったということなのかなと感じるのです。
パートナーができた今でもひとりでいる時間は大切で、どちらも楽しい時間です。ですが、今はどちらの時間も必要不可欠になりました。おひとりさまが大好きだったころと比べると、以前よりも心穏やかに過ごすことができるようになり、視野も広がったように思います。
著者/松 茉莉花
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