産後の生理事情
私は2人目を出産後、産後8カ月で生理が再開しました。経血量が産前よりも多くなったと感じていたため、いつも生理前になると多めに生理用ナプキンをかばんに入れて持ち歩くように。
この日は家族で久しぶりに外食へ行こうと決めており、事前にお店を予約して夫と2歳の息子と生後10カ月の娘を連れて出発。家から車で30分ほどの距離のお店でした。このとき、私は生理前だということを把握していたため、自分のかばんの中にはきちんと生理用品を準備していた……つもりでした。
外出先で生理に! かばんの中を見ると…
外出先で食事をしている途中、いつもと異なる腹痛を覚えた私。瞬時に「これは絶対に生理だ」と察しました。そして、生理用品が入っているはずのかばんを持って、私はトイレへダッシュ。トイレットペーパーで拭き確認すると、やはり生理が始まっていました。また、下着は汚れていなかったものの、普段の1日目より経血量が多く、「外出した日に限って……」と感じて……。
ただ、生理用ナプキンは持ち歩いています。さっそく持ってきていたナプキンをつけようと、かばんからナプキンを取り出しました……そのとき! 衝撃を受けたのです。
なんと、私がナプキンだと思って持ってきていたものは生理用のナプキンではなく、すべて授乳時の母乳パットでした。
なぜか私は、生理用ポーチに母乳パットを5枚も入れていたのです。自分でもびっくりしてしまい唖然。そして、自分の失敗に笑いが込み上げてくるのと同時に、トイレの中で「ナプキンがない。どうしよう」と頭を抱えることとなったのです。
最終手段だ! 母乳パットを…
トイレの中でいろいろと考えましたが、私は最終手段を実行することに。母乳パットを3枚つなげてナプキンの代わりとして使用することにしたのです。
ずれないように、裏の粘着テープをしっかりと下着に貼り付けました。そして、トイレから席に戻った私は、夫に事情を話し、急いで食事を済ませて店を出ることに。家に着いたと同時に、猛ダッシュでトイレに駆け込みましたが、母乳パットが経血を吸い込んでくれて経血は漏れていませんでした。
生理用ナプキンを入れていたはずが、間違えて母乳パットを入れてしまっていた私。今回は、たまたま母乳パットだったため、なんとか代用できましたが……。今後はしっかりとかばんの中身を確認しなければと身をもって感じた出来事でした。
著者/なかまる あゆみ
イラスト/もふたむ
監修/助産師 松田玲子
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