ある日、悠亜から突然「今度、元カレと会う」と聞いた彩。「彼の会社のパーティーみたいなものがあって……」と話す悠亜に、「なんだか怪しい!」と感じつつも興味を持った彩は「自分も行く」と宣言しました。
そして「夫に説明しないと」と思いながらも、ぎくしゃくした関係から素直になれず、「用事がある」とだけ伝え、パーティーに出かけます。美咲も同じように、夫と気まずい空気の中、出てきたようでした。
しかし、きらびやかな雰囲気のパーティーを目の当たりにした3人は、「今日は楽しみましょう!」と気持ちを切り替え、張り切って参加し……。
怪しげなパーティーで…
男女がそれぞれ会話を楽しみ、活気あふれるパーティーで、ひとりその様子を眺めていた彩。
「なんか……あの2人いい感じだよね……?」
悠亜と美咲はパーティーに馴染み、楽しんでいる様子でした。
会場をひとりでウロウロとしていた彩は、参加者の女性がつけていたブローチが目に留まります。
「そういえば、こういうの好きだったなぁ〜」
子育てが始まり、気に留める余裕もなくなっていましたが、以前はアクセサリーが好きだったことを思い出す彩。
「私、何してるんだろ……」
帰宅後、夫から「今日、何してたの?」と尋ねられるも、産後レスについての話し合いにモヤモヤが続いていた彩は、「……関係ないでしょ」と冷たく接してしまいます。
そして、いつもひとりで気持ちを吐き出している浴室へ向かいました。
湯船に浸かりながら、空想の天使と会話する彩。
「夫に内緒にしておくつもり?」
パーティーへの参加を夫に黙っている彩は、天使からの問いに、「そのうち言うよ……」と力なく答えるのでした。
きらびやかなパーティー会場で、「そういえば、アクセサリー好きだったな」と物悲しい気持ちになる彩。子育て中は、自分の好きことは後回しになりがちですよね。日々、育児や家事、仕事に追われる毎日。彩のように、頭から消えていても、ふとしたときに思い出すなんてこともあるかもしれません。
皆さんは、落ち着いたら再開したいと思っている趣味や、娯楽などはありますか?