記事サムネイル画像

「産めない自分には居場所がない」誰かの幸せを願うなんて…涙する友人を抱きしめた夜 # 17

「おばさんってダメですか?」第17話。2人の女児を育てる元ライター&編集者のらっさむさん。アラフォー目線で「おばさんってダメ?」を描くマンガを紹介します。

「おばちゃん」と呼ばれることに対して、敏感に反応する人と、そうじゃない人。女性が年齢を重ねることについて飲み会で話したらっさむさんは、「笑わないことで嫌だという意思を伝え、次世代のために女が消費される社会を変えよう」という「元・美魔女」の話に衝撃を受けたのです。

「元・美魔女」の言葉を聞いて目が覚めたらっさむさん。自分の立ち位置がはっきりして、息がしやすくなった気がしたのです。しかし、「おばちゃん」をすんなり受け入れている友人に理由がわかったと伝えると、「寂しいおばちゃんになるのは平気じゃない」とつぶやかれて……。

 

寂しいおばちゃんになるのは嫌

おばさんってダメですか? 17

 

おばさんってダメですか? 17

 

おばさんってダメですか? 17

 

 

おばさんってダメですか? 17

 

おばさんってダメですか? 17

 

#おばさんってダメですか? 17

 

 

おばさんってダメですか? 17

 

おばさんってダメですか? 17

 

実は友人のはるみは、6年の不妊治療の末に離婚していました。当時はあっけらかんとしていましたが、この夜初めて本当の心の内を聞いた気がします。

 

というのもちょうどその日、はるみの後輩が「働くママは注目を浴び、他の女性社員のモデルになる」からと昇進したのだそう……。

 

後輩を応援する気持ちは本当でも、産めない自分には居場所がない、寂しいおばちゃんになっていくみたい、と涙する友人。「自分が幸せじゃないから誰かの幸せも願えない」と震える声で訴えた彼女を、私は抱きしめることしかできなかったのです。

 

--------------

「おばちゃん」になることに抵抗がない友人のはるみさんもまた、心の奥に葛藤を抱えていたのですね。産めない自分ではなく「働くママ」の後輩が昇進したことがきっかけで、「居場所がない寂しさ」でいっぱいの様子。子どものいるらっさむさんは、はるみさんをただ抱きとめていました。なぐさめの言葉をかけるより、相手の気持ちを思いやれるかもしれませんね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    シェアする

    • コメントがありません

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターらっさむ

    2人の女児を育てる母。ライブドアブログ・Twitter・Instagramで、ほぼ毎日マンガ更新しています。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

    同じジャンルの連載

    もっと見る
  • 気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    同じジャンルの
    連載を読む