「元・美魔女」の言葉を聞いて目が覚めたらっさむさん。自分の立ち位置がはっきりして、息がしやすくなった気がしたのです。しかし、「おばちゃん」をすんなり受け入れている友人に理由がわかったと伝えると、「寂しいおばちゃんになるのは平気じゃない」とつぶやかれて……。
寂しいおばちゃんになるのは嫌
実は友人のはるみは、6年の不妊治療の末に離婚していました。当時はあっけらかんとしていましたが、この夜初めて本当の心の内を聞いた気がします。
というのもちょうどその日、はるみの後輩が「働くママは注目を浴び、他の女性社員のモデルになる」からと昇進したのだそう……。
後輩を応援する気持ちは本当でも、産めない自分には居場所がない、寂しいおばちゃんになっていくみたい、と涙する友人。「自分が幸せじゃないから誰かの幸せも願えない」と震える声で訴えた彼女を、私は抱きしめることしかできなかったのです。
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「おばちゃん」になることに抵抗がない友人のはるみさんもまた、心の奥に葛藤を抱えていたのですね。産めない自分ではなく「働くママ」の後輩が昇進したことがきっかけで、「居場所がない寂しさ」でいっぱいの様子。子どものいるらっさむさんは、はるみさんをただ抱きとめていました。なぐさめの言葉をかけるより、相手の気持ちを思いやれるかもしれませんね。
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