6年の不妊治療の末に離婚していた友人。産めない女には居場所がなく、「寂しいおばちゃん」になっていくようで幸せじゃないと涙した彼女を見て、らっさむさんにはまた別の気付きがあったのです。
浅はかだった…
ライターとして女性を語る際に「結婚と出産、仕事」というくくりで執筆し続けていた私。結婚と出産をセットにすること自体が女性を分断していたのだと気付いて、浅はかだったと悔やんだのです。
友人と別れてひとり帰路をたどっていると、若者数名に呼び止められました。どうやらナンパ目的で、振り返った私を見て「おばちゃんじゃん」と引いています。しかし私が落とした財布に気が付き、彼らに教えてあげると、おばちゃん呼びしたことを謝られました。
口から自然と出たのは「いーよ別に。おばちゃんって悪口じゃないし」という言葉。そう、この夜私は、「おばちゃん」は「称号」だよと若者に堂々と宣言できたのです。
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らっさむさんは、「結婚と出産」をひとくくりに当てはめること自体が女性たちを隔てているのだと気付き、ライターとして自分を反省したよう。これもまた深い気付きですよね。また、若者からの「おばちゃん」呼びに怒りやモヤモヤを感じることはなく、むしろそれは「称号」なのだとサッパリした様子です。心境や価値観にたしかな変化があったのですね。
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