電車や飛行機などの公共交通機関を利用するときや、外食先で料理が出てくるのを待つ間など、1歳前後の小さな子どもを静かに過ごさせたい場面はいろいろあります。これまで私が試したなかで、あまりコストもかからず、荷物もかさばらず、子どもが楽しめた方法を3つ紹介します。
1.シール
シールが大好きな子は多いですよね。キャラクターのシールブックなども喜びますが、うちの子は意外とすぐに飽きてしまいました。
そこで、事務用品コーナーなどで売っている、いろいろなカラーの丸いシールを買ってみました。枚数もかなり大量に入っているので、惜しみなく遊べます。丸を並べてお花の形を作ったり、ペンで顔を書いてみたり。少し大きくなってからは「緑はいくつ?」など、ちょっとした数のお勉強をしてみたこともありました。
2.洗濯バサミ
洗濯物を干している横で子どもが洗濯バサミをいじっているのを見て、「外出先でも使えるかも?」とひらめきました。
いくつもつなげて長くしてみたり、動物など何かの形を作って遊んだり、服にぶら下げてアクセサリーのようにしてみたり。指先を使うためか、けっこう集中するようで、かなりの時間、静かに遊んでいてくれました。
3.ハンドタオル
いつも持ち歩いているハンドタオルや、飲食店で出されるおしぼりで遊ぶ方法です。
タオルの両端を折り、クルクルと丸めて、パンやケーキを作るときの「のし棒」のような形を作ります。
真ん中の太い部分をママが軽く持ち、端っこのしっぽのような部分を子どもに引っ張らせます。「スポン!」という感触がおもしろいようで、「もう一回! もう一回!」と何度もせがまれました。
子どもを飽きさせず、なおかつ興奮させすぎず、というさじ加減が難しいですが、指先を使う遊びだと比較的長い時間、静かに集中してくれました!
著者:奥田美紀
二児の母。IT企業にてSE・プログラマーとしてシステム開発やWEBサイト運用等をおこなう。夫の転勤や子育てのために退職し、現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
※シールで遊ぶ際は誤飲にご注意ください。お子さまが遊んでいる間はそばで見守るようにしましょう。