立場や歩んできた人生は違えど、つながっていられる「成熟したおばちゃんになろう」。そう思えるようになったころ、「自分の居場所がなくて寂しい」と悩んでいた友人に、「ないなら作れば」と喝を入れてくれた人がいました。
「私なんか」はやめて!
「副業・独立・起業と、今なら選択肢は多数!」と言う知人に、友人のはるみは「でも、私じゃ……」と消極的でした。しかし「私なんかとかやめてくれる?」とさえぎった知人。「自分に価値がないと思っている人と仕事をしたい人はいない」と言うのです。
さらに知人は、「実力があるのに自分を過小評価して挑戦を避ける女性は多い」「その評価は、あなたが抑圧されてきた今の会社の基準」「あなたの実力は私たちが認めている」「応援するからおせっかいでも頼って」と力説していました。
友人は、心なしか表情が明るくなった様子。それを見て私は、「つながった……」と感じたのです。
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本当は経験も実力も十分なのに自分に自信がなく、新たな挑戦に踏み出せない女性は、実は多いのでは? 独立や起業ではなくても何かの転機に直面したとき、知らずに抑圧的な社会の評価にとらわれて、「私なんか……」と思ってしまう人も多々いるかもしれません。らっさむさんが感じた2人のように、もっと女性同士で「つながって」、頼り合っていけるといいですよね。
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