下腹部に痛みが!
それは、当時付き合っていた彼の家に泊まりに行った翌日の出来事でした。
朝、起きあがろうとすると「ズキン!」と、下腹部に激しい痛みが走ったのです。まだ生理がくるタイミングではないのに、トイレに行くと少し出血をしていて……。しかし「今月は早めに生理がきたのかな?」 と思い、そのときはそこまで気にしませんでした。
しかし、時間が経てば経つほど、痛みは増していって……。接客業をしていた私は、立っているのも歩くのもつらい痛みで、こんな状態では仕事はできないと判断し、その日は急きょお休みをもらうことに。
ここまで激しい痛みがある原因がわからず「今までこんな生理痛なかったのに、一体なんだろう?」と不安に思いました。その後も、下腹部の痛みは増していき冷や汗が出るほどでした。
「これ、いつもの生理痛とは違う!」
ついにそう思い、その日の午後に婦人科へ行くことに決めたのです。
婦人科である質問をされて
当時の私は、生理痛が重いと感じたことはあまりなく、生理1〜2日目は経血の量が多いのと少しおなかが重いなあという程度でした。しかしこのときは、出血はほぼないのに、おなかに鉛でも入っているような痛みが続いていたのです。
病院の診察室に入り、医師の質問に答えたあと、エコーで確認することに。すると、エコーをみた医師が「最近、性交渉はしましたか?」と聞いてきたのです。
痛みの原因はまさかの…
私は「昨日彼と性交渉をしました」と答えました。すると、医師から「今回の場合は、それが原因ですね」と告げられたのです。
これまで、彼との行為後、このような痛みが出たことがなかったので、私はとても驚きました。医師によると「おそらく性交渉で卵巣出血が起こっている」とのこと。そっとしておけば自然に治るけれど、痛みが我慢できない場合は鎮痛薬を飲むように言われました。
性行為が原因で、卵巣から出血することがあるのだと知り、それが原因で仕事を休むことになるとは思ってもみませんでした。
その後、腹痛は2〜3日で治りました。生理痛だと思って放っておかずに受診したことで、原因や状況を知ることができたので、その点はとてもよかったと思います。また、この出来事は彼にも共有して、改めてお互いに気をつけるようになりました。
※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者/なつみん
監修/助産師 松田玲子
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