経血漏れ対策~ナプキン編~
私にとって、生理中の最大の悩みは「就寝時の経血漏れ」です。特に2日目、3日目の朝は悲惨。必ずと言っていいほど、布団、下着、パジャマ、それらすべてを経血で汚してしまいます。
学生のころはネットを使える環境ではなかったため生理用品の情報にも疎く、親に相談して一緒に薬局に行き40cmの特大ナプキンを買ってもらったり、通常サイズの夜用ナプキンを2枚重ねにしたりと、自分なりに考えた工夫をしていました。
これらの対策により、ナプキンがおしりまでしっかりと覆われるようにして寝てみたのですが……寝ている間に動いてしまうせいかどうしてもナプキンがよれ、完全に経血漏れを防止することはできません。とはいえ、普通サイズの夜用ナプキンを1枚だけ使用しているときに比べると、布団まで汚す確率は減ったので、しばらくはこの方法を取ることにしました。
経血漏れ対策~タンポン編~
しかし、ナプキンの2枚重ねはコストがかかります。すぐに1パックがなくなってしまい、ナプキン代がもったいなく感じた私は、タンポンに挑戦することに。タンポンにもナプキン同様にさまざまな種類があり、最初はどれを使えば良いかわからず、私はまたしても親に相談しました。
こうして、初めてのタンポンに「普通の日用」を選んだ私。腟の中になにかを挿れるということが怖く、はじめは装着にとても時間がかかりました。挿れ方を間違えたときも何度かあり、そのときはタンポンが外れてしまったり、痛みを感じたりと大変でした。
それでも何度か挑戦していくうちにタンポンに慣れてきた私は、いよいよ就寝中にタンポンを使用してみることに。その結果、ナプキンだけ着けているときよりも安心感が増しました。
しかし、普通の日用のタンポンではカバーしきれないのか、経血量が多い日にはタンポンから経血が溢れ出し、下着が汚れてしまうことも。それからは多い日用のタンポンを使用することにしました。普通の日用と比べると太く、挿入時に違和感や圧迫感を覚えることもありましたが、しばらく経ってようやく慣れることができました。タンポンの種類を変えてからは就寝中の経血漏れから解放され、現在は快適に過ごせています。
私は長年、就寝中の経血漏れに悩まされてきました。朝起きて、下着やパジャマ、布団が汚れていることに気づくと、とても気分が落ち込みます。いろいろな方法を試した結果、自分に合う対策法が見つかってよかったです。今後もうまく生理と付き合っていきたいです。
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
著者/匿名
監修/助産師 松田玲子
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