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「あんたが犯人?」保険証を不正利用し借金したママ友。問い詰めたら衝撃の発言を…!? #恐怖のママ友体験 5

『本当にあったゾッとした話「マリ」』第5話。主人公のりっちゃんは、2歳前の息子・カイトを育てる1児の母。夫は仕事で帰りが遅く、ほぼワンオペ育児状態の日々でしたが、住んでいたハイツにはカイトと同年代の子どもを持つファミリーが多く、楽しく生活していました。シンママ・マリとは、「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。次第に、りっちゃん宅でお茶をするような仲になります。


マリの元夫には借金があり、借金取りが家に押しかけてくるため、子どもが怖がり、お昼寝もできず、食事も落ち着いてとれない生活を送っていました。

「昼間だけでもここにいたいの」とマリにお願いされ、いつしか夕飯も一緒に食べるように。マリは、りっちゃんの夫が帰宅する22時前まで、家に帰りませんでした。

以前、りっちゃんが家事をしていた際に突然マリが姿を消し、不思議に思っていると「おなかが痛くて、トイレに行っていた」と戻ってきたことがありました。そしてまた別の日も、急にマリの姿が見えなくなることが……。

 

そんなある日、りっちゃん宛てに「お支払いのお願い」と書かれた手紙が届きます。身に覚えのない督促状に、パニックなったりっちゃんは、消費者金融に電話。すると、保険証を不正利用され、無人契約機でお金を借りられていたことが判明しました。

 

カイトをマリに預け、防犯カメラを確認しに行くと、そこに写っていたのは、なんとマリだったのです……。

 

大事な息子は無事…!?

マリ4

 

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保険証を不正利用されていたことに、心配する様子を見せていたマリ。

 

「ウソだ! ウソだウソだウソだウソだウソだウソだ!」

 

信じていたママ友の裏切りに、ショックを隠せないりっちゃん。そして、マリに預けているカイトの身を案じ、急いで自宅へ帰ります。

 

カイトは無事でしたが、保険証の不正利用についてマリを問い詰めると、「えー、お金なかったんだもん。しょうがなくない?」と、あっけらかんと答えました。

 

「借金もあるし、養育費ももらえない。お金がなかったら子どもふたりも育てらんないし」

 

当たり前のように話すマリ。そして、「あとはお父さんと話してもらっていい? ちなみに1社じゃないから」とのこと……。

 

りっちゃんが確認すると、マリは3社で総額130万円の借り入れをしていました。

 

マリの父親に連絡し、防犯カメラを確認してもらうと、父親も「娘です」と納得。警察に被害届を出すと伝えると、父親は「ひとまず娘と話したい。それなりのお詫びもする」とりっちゃんにお願いしました。

 

その後、疲れ果てて帰宅したりっちゃん。いろいろと考えた結果、やはり警察に被害届を出すことに。

 

ところが……。

 

「え!? 被害届を受理できない……?」

 

なぜか警察に、被害届を受理してもらえないのでした。

 

 

りっちゃんから問い詰められ、平然と「しょうがなくない?」と言い放ったマリ。保険証の不正利用は、立派な犯罪。“しょうがない理由”はないですよね。被害に遭ったりっちゃんはもちろん、娘の悪行の尻拭いをさせられる父親にも同情してしまいます。

 

ひとり親で生活が苦しいと話すマリですが、子どもは親の背中をしっかり見ています。悪いことに手を染めず、行政の支援を頼るなど、真っ当な方法で助けを求めてほしいですね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターてにくまちゃん。

    オカルトからヒトコワまで、“不思議で怖い”体験談を掲載。誰もが楽しめるようなやさしい絵柄のマンガで、ゾッとするお話をお届けしています。

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