わが家の子どもたち4人は、野菜もよく食べてくれます。私自身も野菜が好きで、小さいころの好物が「ピーマン炒め」でした。今回は、そんなふうに私を育ててくれた実母に聞いた「嫌いなものをつくらない秘訣」をご紹介します。なるほど!と納得した私も実践してみたところ、わが子たちはピーマンを奪い合って食べてくれていますよ。
秘訣1「食べない=嫌いと決めつけないこと」
離乳食期に入ってから、お野菜をたくさん使って手づくりごはんを準備していました。ところが、私の思いとは反対に、なかなか離乳食を食べてくれなくて悲しくなることも……。
そんなとき、母からもらった助言が「“食べない=嫌い”と親が決めつけないこと」でした。母は、私が野菜を残しているからといって、「好き嫌いしている」「嫌いなんだ」と、まだ言葉が話せないうちに決め付けずに、「今日は食べたくないんだ」というように気長に見守っていたのだそうです。
秘訣2「調理中の味見をさせてあげること」
私の母は、ごはんを作っているときに大きなボウルの中から「味見」といって幼い私に野菜のお浸しを食べさせてくれたことがありました。みなさんも経験があるかもしれませんが、食卓で食べるより、味見で食べたほうがなぜかおいしい!
そこで、私もマネをしてみることにしました。おやつの時間の前に、仕度ができている料理があれば、「ご試食いかがですか~?」と子どもたちに声をかけます。声をかけると、私の前に子どもたちが並びます。小さい器に少しだけ盛ってピックをさして渡してあげると、野菜もよろこんで食べてくれましたよ。実母から学んだ、この小さな積み重ねで、わが子たちは野菜好きに育ってくれているのだと思います。
大好きだったはずのピーマンが嫌いになることも!?
こうして、わが子たちは何でも食べてくれていたのですが、ある家族アニメが大好きになり、毎回見るようになったときのこと。アニメの登場人物が「ピーマンが嫌い」という設定でした。
そのアニメを見るようになってから子どもたちも「ピーマンは嫌い・苦い・おいしくない」と思い込み、ピーマン炒めや小さくしたピーマンも拒否していた時期も!それでも、空腹時にピーマン炒めを出すと「おいしい!」と奪い合って食べてくれたので、アニメの影響で一時的に思い込んでいただけだとわかって、ホッとしたこともありました。
基本的には何でも食べてくれるわが子たちですが、アニメに影響されるなどして、すんなり食べてくれる食材もあれば、そうでないものもあります。気長に見守りながら、味見を楽しみするなどのひと工夫を施して、いろいろなものを食べられるようになっていってもらいたいですね。(TEXT:ママライター武山あゆみ)