つわりが終わらないのは私のせい?
働いていたころの私は、ブン太とも穏やかな日常を送っており、ミナミにも結婚生活のことを話していました。
その後妊娠してつわりに苦しむことになり、ミナミは私にようやく不幸が訪れたと喜んでいたそうです。
しかし、ミナミの生活状況は思ったより幸せではないようで、私が恵まれていてずるいと言ってきます。
ミナミは悪態をついたのもホルモンバランスの乱れのせいだから許してと笑いますが、その嫌な笑顔がブン太と重なったマチ子さん。「一生、許さないよ」とはっきり伝え、ここまで侮辱されるのはやっぱり間違っていると確信します。
そして本音では幸せだと思っていないのを隠し、「あんたより幸せよ」ときっぱり宣言しました。
自分が幸せじゃないからとマチ子さんの不幸を願い、自分も不幸せになったらマチ子さんがずるいと言うミナミ。勝手に対抗心を燃やしてさんざん人を侮辱しておきながら、ホルモンバランスのせいにして許してほしいと言うのは都合がよすぎますよね。
結局は、マチ子さんをストレスの捌け口にしていると思われても仕方ないのではないでしょうか。他人が幸でも不幸でも自分自身はなにも変わりません。ミナミには人の幸せばかりに目を向けるのではなく、自分自身と向き合い、まずは身近な幸せから見つけていってほしいですよね。