こんにちは、日本コミュニケーション育児協会の珠里です。トイレトレーニング中のママから「夜のおむつはいつまでにはずせばいいですか? 昼のおむつと一緒にはずさないといけないですか?」という質問をよくいただきます。そこで今回は、“夜のおむつはずし”についてお伝えします。
昼と夜のおむつはずしは別!
トイレトレーニングをスタートし、“おむつがはずれるまであと一歩♪”となってくると、多くのママが「夜のおむつはいつまでにはずせばいいんだろう? 昼のおむつと一緒にはずさないといけないのかな?」と気になり、心配になってくるみたいですね。でも、「昼と夜のおむつはずしは別!」と考えましょう。昼のおむつがはずれたからといって、夜のおむつをムリにはずそうとしなくても大丈夫です!
膀胱におしっこをためておけるようになるのを待つ
昼のおむつがはずれるのは3歳前後といわれています。子どもたちはこの時期に、やっと“おしっこがしたい、トイレまでがまん”というように尿意を意識し、コントロールできるようになってくるといわれています。
そんな時期に、寝ているとき(無意識になっているとき)まで尿意をコントロールするのは難しいのではないかと私は考えています。「膀胱におしっこをためておけるようになるのを待つ」ことをおすすめします。
“夜のおむつのはずしどき”の目安
では、いつ夜のおむつをはずせばいいのでしょうか? 目安としては、子どもが眠りについてから2~3時間でおむつが濡れていたら「まだ膀胱におしっこをためておけない」と考えましょう。朝方までおむつを濡らさずにいることが増えてきたら「膀胱におしっこをためられるようになってきた」と判断し、「夜のおむつのはずしどき」と考えていいと思います。
また、昼のおむつがはずれると「夜のおむつも!」とはやる気持ちはよくわかりますが、寝ている子どもを夜中に何回も起こし、トイレに連れて行くことは、親子ともに寝不足になってしまいます。そのため、夜のおむつはずしも昼のおむつはずしと同様に、あせらずにゆったりとした気持ちで見守ってあげてください。
日本コミュニケーション育児協会(JCCRA)理事、トイレトレーニングアドバイザー®養成トレーナー、「子育てをもっとハッピーに!」をモットーに5人の子育ての経験を活かして、トイレトレーニングアドバイザー®として活動。その他「子どもの心と体に触れるコミュニケーション子育て」を発信しています。