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「生理痛は我慢するもの」という考えがあったわが家…腹痛に耐える私に母は?

生理期間中、私は腹痛でつらい思いをしていました。その日は、ちょうど親戚が集まる日だったのですが、とても参加できる状態ではありません。そんなとき、母がある言葉をかけてくれて……!?

「生理痛は我慢するもの」という考えがあったわが家…腹痛に耐える私に母は?

 

予想外のタイミングで腹痛が

私は小学校高学年のときに、初潮を迎えました。

 

その後、小学6年生の夏休みのこと、いつもは生理中に生理痛が起こるのですが、なぜかそのときの生理では生理痛を感じることがほぼありませんでした。不思議に思っていると、生理が終わった途端に腹痛が!

 

「生理症状は、生理中だけではなく、その前後にもあらわれることがある」と今では理解しているのですが、当時の私はそのことを知らず、とても動揺しました。

 

このとき、生理は終わっていましたが、腹痛はいつもの生理痛よりつらかったです。

 

母が気づかってくれて…

その時期はちょうどお盆期間中で、家に親戚が集まっていました。本来なら、私もその場にいるべきだったのですが、あまりにおなかが痛かったため断念。

 

そのとき、母は私に「無理しなくて大丈夫よ。ゆっくり休んでいなさい」と言ってくれました。わが家は「生理痛は我慢するもの」という考えもややあったため、母のこの言葉には少し驚きました。

 

私は、親戚が集まっているリビングから離れた部屋で横になって休むことに。そのまま眠ってしまい、目覚めたときには親戚は帰っていました。静かになったリビングに戻ると、母が「大丈夫? すいか食べられそう?」と心配しながら声をかけてくれたのを覚えています。

 

 

生理前から生理が終わったあと含めて生理期間は、なんともいえない痛みと不快感があり、私は気持ちが沈みがちです。そんなとき、家族が体調を気づかってくれて救われました。私も生理期間につらそうにしている人を見かけたら、やさしく気づかえるような人間でありたいです。そして、生理痛に関しては、気になることがあれば医師に相談するなどして、うまく付き合っていけたらいいなと思っています。

 

※この記事は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/黒田まき
監修/助産師 松田玲子

 

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