もちおくんを診察した医師から「IgA血管炎だと思います」と告げられました。「IgA血管炎はまだ詳しい原因がわかっていない病気なんです」と医師から説明を受け、ママは不安でいっぱいな気持ちに。
痛み止めや薬などを処方してもらい、10日間ほど自宅で安静するよう言われました。
「足の痛み、腹痛、便や尿に血液が混じることがあれば早めに病院へ来てください」と言われるのでした。
帰宅したもちおくんは……。
突然の出来事に母はパニック
ママは初めて聞いた「IgA血管炎」という病名にパニックになってしまいました。「どうしてうちの子が……」といろいろなことが頭に浮かびます。
また、足が痛いと泣くもちおくんは、体の痛みで体を動かすことができません。機嫌が悪く、寝ても目が覚めてしまうので、かわいそうな様子でした。
医師から安静するように言われていたので、保育園も休むことに。数日後、熱は下がったものの、痛みは残ってしまいました。
痛みで寝つけない子どもの姿を見るのは、とても苦しいですよね。「代わってあげたい……」と思う保護者も多いのではないでしょうか? 1日も早く病気が治り、保育園に通える日が来るといいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※IgA血管炎とは
3〜10歳の子どもに多い病気で、詳しい原因はまだわかっていません。やや男子の方が多いなりやすいと言われています。細い血管から血液が漏れるため、皮膚に盛り上がった紫斑が出て、関節痛が起こることが多いです。その他には腹痛、嘔吐、下血、腸重積、などさまざまの症状が出る可能性があります。治療方法は症状に合わせて、さまざまな薬で対処していくのが一般的です。特に尿検査が重要とされ、血尿やタンパク尿の検査をします。タンパク尿が続くときは小児腎内科への受診が必要になります。