もともと不機嫌な日が多く、あらゆることを嫌がったり、泣いたりしていたため、こっちゃんがイヤイヤ期に入っていることに気がつきませんでした。
ある日、公園に行きますが、こっちゃんはベビーカーから降りてくれず、遊んでくれません。比べる必要がないとわかっていても、楽しそうに遊ぶ同世代の子どもを見ているとどうしても「なんにもできない」という気持ちがわいてきてしまうのでした。
そんなこっちゃんにも、お気に入りの遊びがありました。
ママは子どものルーティンが怖い
外遊びは苦手なこっちゃんですが、児童館は大好きです。ママもスタッフさんやママ友とおしゃべりして、気分転換ができました。しかし、困ったのはは児童館の休館日。
アラームのように時間ぴったりに泣き出すため、公園に行きますがやはりぐずってしまいます。帰宅してもこっちゃんの機嫌は良くならず、ママの疲労は溜まっていく一方でした。
子どものタイムスケジュールに合わせて、保護者が動くというのは大変なことですよね。単なるわがままであれば、注意することも必要だと思います。しかし、自閉スペクトラム症のように特性だった場合、ある程度は見守るなど対応が変わってきます。ご自身で判断ができないときや、悩んでしまうときは医師や専門家へ相談してみましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※自閉スペクトラム症について
自閉スペクトラム症は発達障害のひとつで、対人関係が不得意、強いこだわりがあるといった特徴が現れることが多いです。状況に合わせて柔軟に行動を変更することが苦手だったり、手順や物の並べ方など、いつも同じでないと気が済まなかったり、日常のあらゆる行動にこだわりがあるというのも大きな特徴です。
ただし、1歳前後の場合、発達に個人差があり環境に左右されやすい時期なので、明確に判断することは難しいです。一般的に、自閉症は3歳ぐらいで診断されることが多いです。
気になる症状や行動などがある場合はかかりつけの医師、児童精神科、小児神経科の医師へのご相談をおすすめします。