はじめて赤ちゃんが嘔吐や下痢をしたら、とても心配になりますよね。私の娘も、8カ月のときに急性胃腸炎を患いました。何度か嘔吐と下痢を繰り返し、食欲は落ちたものの元気で、5日ほどで完治。今回は、そのときの様子や気を付けたことをお伝えしたいと思います。
梅雨のある日、赤ちゃんが突然嘔吐
離乳食がだいぶ進んだ生後8カ月のころ、娘が食事を終えたばかりのときに、突然嘔吐してしまいました。それまでも口に入れたものを吐き出すことはあったのですが、そのときはいつもと違った様子でした。
ちょっと胃の調子が悪いのかなと思いましたが、娘はその後、いつも通り元気に遊んでいたため、少し様子を見ることにしました。
翌日、再び嘔吐したため受診
翌日、朝食を終えたあとに、再び娘が嘔吐しました。とくにつらい様子もなかったのですが、体を触ってみるとおなかの辺りが熱く感じました。少し腹痛もあるようです。そこで、小児科を受診したところ、診断の結果は「急性胃腸炎」でした。
娘は幸い元気だったため、とくに薬は処方されず、「水分をしっかりとらせること」「胃にやさしい食事にすること」に気を付けるよう、先生から指導がありました。
数日で症状が治まる
娘は、最初のうちは食欲もあったのですが、食べると嘔吐するを繰り返して食欲が落ち、下痢も1日数回するようになりました。腹痛があるのか、おなかを触って知らせることがありましたが、相変わらず元気いっぱいで熱はありません。
水分はこまめにあげ、卵がゆ、すりおろしりんごなど、食べやすい食事にして様子をみました。すると3日ほどでだんだん嘔吐や下痢が減っていき、5日目に受診すると完治していました。
下痢が続いたため、おしりはその都度シャワーで流していました。おかげでおしりがかぶれたりせずに済みましたよ。はじめて赤ちゃんが嘔吐や下痢をすると、あせってしまいがち。できるだけ落ち着いて対処してあげたいですね。(TEXT:ママライター石原みどり)
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。