「どこにいるの…」集合住宅で息子が行方不明?
市営住宅に引っ越して1年ほど経ったある日のことです。在宅で仕事があった夫には留守番をしてもらい、私は子どもたちといつものように市営住宅に併設されている公園へ出かけることに。公園にはすでに顔なじみのメンバーが。私は木陰に座り、ママ友と楽しくおしゃべりしながら、子どもたちを見守っていました。いつものことなので私は気が緩み、ついおしゃべりに夢中になっていると、次男の姿が見えなくなっていたのです!
その場にいたママ友と子どもたち、みんなで必死に探しましたが、見つかりません。在宅勤務中だった夫にも声をかけ、捜索を手伝ってもらいます。警察に電話をしようかと思っていたところ、次男が見つかったと夫から電話があったのです。次男がいたのはエレベーターの中。夫が乗り込もうとしたところ、中に次男がいたそうです。すぐに私はエレベーターへ向かいます。心配する私をよそに、次男は「エレベーターで遊びたかったけど、動かなかった」と言うのです。
エレベーターは、階数ボタンを押さないと動かないということを知らなかった次男。エレベーターで遊びたいという予想外の答えに驚き、また事前に注意していなかったことを後悔。
子どもたちにはその後、エレベーターの使い方やひとりで乗ってはいけないなど約束事をしっかり伝えました。これからは、子どもから目を離さないようにして、公共のものの使い方やルールを確認しながら生活していきたいです。
著者:森 まひろ/30代女性・主婦。夫と3人の息子と田舎に暮らすママ。毎日バタバタだが、笑顔の絶えない家族と楽しく暮らしている。
作画:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています