デート前日に生理がきてしまって
20歳で大学生だったころ、3歳年上の社会人の男性とお付き合いをしていた私。新社会人として働き始めてまだ2年目の彼は毎日とても忙しく、土日祝も関係なしに仕事に奔走していました。
その日は久しぶりに彼と会えることになり、私はとてもウキウキ。……けれども、タイミング悪く前日に生理が始まってしまったのです。
生理2日目なので体にあまり負担がかからないようにと、私は「ドライブデートをしたい」と彼に伝えました。もともと、生理2日目はいつもタンポンと大きめのナプキンを使っている私。この日もW使いで徹底ガードすれば、たとえ長時間のドライブになったとしても平気だろうと予想して、デートに向かいました。
ギリギリセーフだったけど…!
デート当日、海沿いの景色のいい道を彼の運転で走ります。「海のにおいがするね」「きれいだね」なんて言いながら、しばらくの間はとても楽しい時間を過ごしていたのですが……ドライブデートを始めて2時間ほど経ったころから、私は下半身に気持ち悪さを感じるようになったのです。
そろそろナプキンを替えなければと焦った私は、彼の話もまるで耳に入らず、トイレを探す作業ばかりに気が向くように。しかし、ドライブコースにはなかなかトイレがなく、30分ほど経ってようやくカフェを発見! 急いで彼に「あのカフェでランチをしよう!」と伝えました。
そして店内に入るや否や注文はすべて彼に任せ、一目散にトイレへ向かったのですが……この日はいつもより経血量が多かったようで、ナプキンもタンポンも容量オーバー間近になっていました。
ギリギリセーフと安堵したのも束の間、ナプキンを交換して使用済みのタンポンを処理していると……なんと、タンポン表面の経血がスカートに付着してしまったのです! 幸い黒のスカートだったので経血汚れは目立ちませんでしたが、汚れたところを水洗いするとかえって濡れた部分が目立ってしまいました……。
せっかくの彼とのデートで失敗してしまった私。体がラクだと思いドライブを希望しましたが、トイレがなかなか見つからないというのは誤算でした。経血量が気になるときは、すぐにトイレへ行ける場所でのデートが安全かもしれないと思い、それからはデートコースに気をつけるようにしています。
著者/匿名
作画/おみき
監修/助産師 松田玲子
※タンポンの過度な長時間使用はトキシックショック症候群(急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状)を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。
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