急激に気温が下がったせいで…
もともと生理痛が重いタイプの私。体が冷えると生理痛が悪化する私にとって、特に気温が冷え込む冬場の生理中は、腹巻に加えてカイロが必需品となっています。
ある年の5月のことです。ここしばらく暖かい日が続いていたこともあり、この日は生理2日目で生理痛が少し重かったにもかかわらず、腹巻もカイロもつけずに朝から仕事をしていました。ところが、夕方から雨が降ってきて次第に気温も下がり、無防備な私の腹部が激痛に襲われたのです!
小売店で接客業をしている私の職場は少人数で男性スタッフばかり。生理痛でつらいとは周囲に相談しづらく、その日も多忙でカイロを買いに行く余裕もありません。痛みで頭がクラクラしつつも「少しでもおなかを冷やさない方法は……」と考えた結果、まずは鎮痛薬を飲んでから、持ってきていた雨ガッパをおなかにグルグルと巻きつけて腹巻代わりにすることに。
すると、カッパで作った即席の腹巻は効果てきめん! 想像以上に冷えを遮断してくれました。時間の経過とともに鎮痛薬も効いてきて痛みはだいぶやわらぎ、その後の仕事をなんとかこなせました。以来、暖かい時期でも必ずカイロは持ち歩いています!(匿名 さん)
仕事中に予期せぬ…
私は生理周期があまり整っていなくて経血量も多いほうです。そのため、普段から「そろそろ生理がくるかなぁ」と体調の変化からなんとなく予測して、予防的にナプキンをつけるようにしているのですが……ある日、とんでもない失敗をやらかしてしまいました。それも仕事中にです。このときは生理開始日が予想できず、突然の生理で大量出血し、下着からズボンまでダメにしてしまったのです!
着替えも持ち歩いておらず、周囲に相談して着替えを買いに行けるような環境でもなかったので、仕事が終わるまで血まみれの服を着続けるほかなく……。真っ黒なズボンをはいていたことが不幸中の幸いで、周りには経血漏れがバレずに済みましたが、帰りの車中ではシートに不要なビニール袋を敷かなければ座れない有様でした。(はるかLaurant さん)
仕事中、急に生理のピンチが訪れても、自分の都合だけで動けないときもありますよね。周囲に相談しやすい環境ならまだしも、誰にも頼れないときにはひとりで最善策を考えて対処するしかないのかもしれません。今回のような事態に陥ったときには、次に同じ状況になったときのことを考えて、何か対策を講じておくのがよさそうです。
監修/助産師 松田玲子
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