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緊張で元気のない迎えたばかりの里子。そこで思いついたことを提案すると…!? #くりことびより 2

「くりことびより」第2話。お菓子メーカーに勤める長束総二郎とその妻・真琴は子どもをつくることができない夫婦。里親としてとして、4歳の女の子・くり子を里子に迎えることに。

不安と期待が入り混じる中、くり子を迎える日がやってきました。総二郎と真琴は緊張をしながらも笑顔でくり子に挨拶をします。するとくり子は、瞳をきらきらと輝かせ元気に自己紹介をしてくれました。そしていよいよ3人での生活が始まったのですが……。

 

これは、血のつながりのない親子が“家族”になるハートフルストーリーです。

娘との心の距離を縮めてくれた出来事

くりことびより

 

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玄関で自己紹介を終え、児童相談所の職員さんと4人で話をすることに。職員さん曰く、くり子は昨日の夜遅くまで寝付けなかったのだとか。しかし、それはくり子が今日から始まる生活を楽しみにしているのだと思うとも話してくれました。

 

職員さんから「くり子ちゃんはお菓子の開発をしているお父さんの話が好きで」と聞き、「お父さん」という言葉にジーンとする総二郎。くり子に一緒にお菓子作りをしようと身を乗り出しながら伝えます。

 

職員さんが帰ったあと、総二郎と真琴はくり子に家の中を案内して、そのあと一緒にお昼ご飯を食べました。午後になり、くり子に絵本の読み聞かせをする真琴。

 

しかし、くり子はまだ緊張しているからなのか笑顔がありません。その様子を見て、くり子がお菓子作りをしたがっていたことを思い出した総二郎。「くり子ちゃん3時のおやつは一緒にホットケーキを作りませんか?」と声をかけます。

 

するとくり子は、「つくる!」と勢いよくジャンプ!

 

総二郎から卵を1つ手渡されたくり子は、真剣な表情でボールに卵を割り入れます。総二郎と真琴から上手だねと褒められたくり子は、両手をバタバタとさせて喜んでいる様子。

 

そして、いよいよ生地を焼き始めたとき、ホットケーキが膨らむのはなぜなのか総二郎が解説を始めます。しかし、説明に熱が入りすぎてしまい少々小難しい話にまで脱線……。真琴にやんわりと話を止められたところで総二郎はくり子に謝りました。

 

「こんな話面白くないですね……」

 

するとくり子は「くりこもっとききたい!」と目を輝かせながら言葉を返したのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

総二郎さんは、お菓子メーカーに勤めているからか、ホットケーキがなぜ膨らむのか解説しはじめたところ、少々熱が入ってしまったよう。くり子ちゃんを退屈させてしまったのではないかと心配していましたが、「もっとききたい」というくり子ちゃんの言葉を聞けてほっとしたのではないでしょうか。3人でのはじめてのお菓子作り。3人の距離が縮まるきっかけになるといいですね。おいしいホットケーキが焼きあがりますように。

 

※里親制度…さまざまな事情で家族と離れて暮らす子どもを、自分の家庭に迎え入れ、温かい愛情と正しい理解を持って養育する制度のこと
 


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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター雪本愁二

    高知県出身の漫画家。『サメガール』『ゆづちゃんはハリネズミがささっている』『けもらいふ』などの作品がある。「くりことびより」1,2巻発売中。

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