父子帰省に憧れていた私
私はかねてから父子帰省に憧れていました。私が子どもを連れて母子2人で私の実家に帰省することはよくありましたが、その逆の父と子どもだけで帰省する習慣がないことに以前から疑問を持っていたのです。
確かに、子どもは私と離れたら寂しい思いをするかもしれませんが、それもひとつの経験。夫にも子どもを連れての帰省を体験してみてほしいと思っていました。
夫からまさかの提案が
そんな中、父子帰省のチャンスが。きっかけはコロナ禍で私が妊娠し、夫から「今回は僕たちだけで帰省しようか?」と提案があったことです。
夫の実家に行くには新幹線に乗る必要があるため、夫は、妊婦の私が長時間移動するのはつらいだろう、できるだけ人との接触も避けたほうがいいのでは?と考えたようです。
以前から父子帰省を体験してみてほしいと考えていた私は、夫の提案をもちろん快諾しました。
子どもと帰省してもらった結果…
実際に父子帰省をした結果、私は、義両親含め、家族全員にメリットがあると感じました。
まず、私は自宅でのんびり過ごすことができ、家事や育児に追われず久しぶりにひとりきりの時間が作れてありがたかったです。また、私が帰省しなかったので、帰省のための交通費が1人分浮いたこともメリットでした。
また、子どもからすると、母親と離れて過ごす練習になったと思います。さらに目線を変えると、夫が育児をひとりで担う経験にもなったと思います。そして、義両親も嫁である私に気をつかうことなく、息子と孫を迎え入れられたのは、メリットだったと言えるかもしれません。
これからも、たまには父子帰省をおこなってもいいのでは?と私は思っています。
今回は2泊3日の父子帰省でしたが、帰省のための交通手段の手配、自分と子どもの荷作りなど、夫は準備もすべてひとりでこなしました。父子帰省をする人はまだ少数派かもしれませんが、メリットがたくさんあると私は感じました。
著者/nanoka22
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