「バイクが恋人」と豪語する夫
夫はギャンブルをするわけでも借金があるわけでもないですが、趣味にお金をかけすぎているところがあります。その趣味とは「バイク」です。
バイクは本体そのものが高価なうえに、バイクに付随するアイテムなども結構高いものばかり。夫曰く、「生涯の妻」は私で、「生涯の恋人」はバイクなんだとか。たしかに浮気をするようなタイプでもないので、結婚するときはそれほど気になりませんでした。しかもバイクに乗ってるときの夫はカッコいいですから。
金銭感覚のズレはストレスが大きい
付き合っているときはそれほど気にならないことも、いざ結婚するとささいなことが大きな問題につながることは珍しくないと感じます。
バイクは簡単に買い替えるものではないため購入は納得しているものの、夫が「もう1台欲しい」と言うように。その言葉を聞いたときは「ちょっと待った!」と思ってしまいました。「通勤用に車もあるし、お気に入りのバイクが1台あれば十分でしょ?」と言っても夫は納得しないのです。
夫の趣味に口出しはNG?
私の周りからは「夫の趣味に口出しするのはよくない」と聞きます。そして、私の趣味はハンドメイドなのですが、夫は一度も私の趣味に口出ししたことはありません。
しかし、なんだかちょっと納得できないのです。私のワガママなのでしょうか。夫は借金してまで趣味に没頭しているわけではないですが、バイク事故などのニュースを見ると「やっぱり、バイクは怖いなあ」と思うこともありますし、いくら借金していないと言っても将来のことを考えたら、バイクにお金をかけるのはほどほどにしてほしいというのが私の本音。この小さなストレスが大きなケンカに繋がらないといいなあと、自分のことながらハラハラしています。
金銭感覚のズレは毎日の暮らしの中で小さなストレスになります。ただ、あまり口うるさく言ってもケンカに発展しかねないとも考えてしまいます。それに、バイク仲間と楽しくしている夫を見ると、結局何も言えなくなってしまいまうのです。
著者/浦和さくら
イラスト/マメ美
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