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夫「君も寝てたじゃん」流産手術の翌日、夫が放ったひと言。無神経な態度に怒り爆発!

妊娠がわかってすぐに流産し、私は日帰りで手術を受けました。休みを取った夫に送迎をお願いし、無事帰宅。夫婦にとって待望の2人目だったのに、悲しい結末でした。私は、少しでも気持ちが前向きになるよう、夫に「せっかくの平日休み。自分の用事を済ませたら?」と提案。ところが、夫はゴロゴロするばかりです。挙句、声をかけた私に、思いやりに欠ける、信じられない言葉を投げつけたのです……。

 

送迎のため休暇…夫にとっては久々の平日休み

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

流産手術の翌日、夫が放ったひと言に震える女性

 

30代後半の私は、夫と3歳になる娘の3人暮らしです。夫は2年前に転職。休みはカレンダー通りとなり、「平日に病院に行きたいが無理」「髪を切りたいけど土日は混んでて予約が取れない」などと、よくぼやいていました。

 

そんな中、2人目を妊娠していた私が流産し、手術を受けることになったのです。病院からは「体の負担が大きいので、手術日は送り迎えを頼んでください」との説明があり、病院や娘の保育園の送迎をどうするか、夫に相談。「手術翌日の体調も不安」と伝えると、手術当日と翌日の2日間、休みを取ってくれました。

 

流産は、ようやく2人目と喜んだ矢先の悲報だけに、ショックでした。でも、夫婦で話し合い、手術の日までに気持ちを整理し引きずらないようにしようと決めていました。そこで、私が「平日に休みなんだから、病院の送迎以外の時間に今までできなかった用事を済ませたら?」と提案。少しでも前向きに過ごそうという意図を理解したのか、夫

「ずっと行けていなかった市役所と皮膚科を回り、髪も切りに行こうかな」と話していました。

 

 

「だって君も…」夫のひと言に思わず怒声!

手術日当日の朝に病院へ向かい、夕方には無事手術が終了。迎えに来た夫に「今日は何をしてたの?」と聞くと、「結局、1日中寝ていた」とのこと。「自由時間がいっぱいあったのに!?」と内心驚きましたが、「まぁ、明日も休みだし、まとめて用事を済ますのかな」と思っていました。

 

そして翌日。手術後のだるさや痛みが残っていたものの、私は仕事があったため、横になって休みながら作業をしていました。一方、夫はというと娘を保育園に送り出して市役所に寄った後は、家に戻ってずっとゴロゴロ……。出かける気配はありません。

 

見かねた私が「せっかくの久々の平日休みでしょ。有意義に過ごしたら?」と声をかけると、夫はすかさず「だって君も寝てたじゃん!」と返してきたのです。私は思わず、「いや、状況が違うでしょ!」ときつめに反論してしまいました。「私が体を休めているのは、前日に手術したから。だらだらしてるだけのあなたとは訳が違う!」。

 

夫は、声を荒げた私を見て、「まずいことを言ってしまった」と気付いたようですが、後の祭り。私はあきれ果て、そのまま仕事に戻りました。

 

体の状態、言わなくても察して欲しかった…

夫が放ったひと言は、思わず耳を疑うものでした。私にかけられた言葉は、まるで「君も僕と同じようにゴロゴロしてるだけなんでしょ?」と言われたような気がしたのです。振り返れば、普段から多少の体調不良でも家事育児をしてきた私。今回の手術後も、娘に心配をかけないために、いつものように接し、お世話も通常運転でこなすよう努めました。それを見た夫が、大したことはないと思ってしまったのかもしれません。

 

夫とは、交際してから10年以上、結婚して5年がたちます。流産という、心と体に少なからず影響のあった私の状況を、わざわざ言わなくてもわかってほしいと思っていたのです。こんな当たり前のことを伝えなければならないのがもどかしく、少しむなしくなってしまいました。

 

あの後、夫が放ったひと言がどうしても引っかかった私は、改めて気持ちを伝えました。すると夫は、流産した戸惑いや気持ちの沈みから、私にどう接していいかわからず、無意識のうちに軽はずみな言葉を口に出してしまったと打ち明けてくれたのです。お互いの胸の内を話すことで、夫は私の体と心の痛みを、私は夫の戸惑いを知ることができました。

 

まとめ

夫婦は同じ時間を一緒に過ごしていても、体験や感じ方はまったく違うのだと痛感しました。特に、心や体に負担がかかっているときほど、「言わなくてもわかってくれるはず」という期待が、普段の生活で気付きにくい認識のズレを大きくしてしまいます。言葉を尽くして、お互いの心の内を伝え合うことが大切さを、今回の経験を通して改めて学びました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:倉本有希/30代女性・ライター。マイペースで楽観的な夫とひょうきんで味のある2021年生まれの女の子、甘えん坊でうるさい黒猫の3人1匹家族。フリーランスのため、子どもを寝かしつけた後に夜な夜な仕事をしている。最近のストレス発散は100均で爆買い。

マンガ/山口がたこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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