「ちょっと困るんだよね…」夫の趣味に黄色信号
最近、仕事が忙しい夫は残業続きで、いつも帰宅は0時前。家族がそろって話せるのは朝の数時間だけという生活が続いていました。
ある朝、息子たちが起きると枕元に大好きなキャラクターのぬいぐるみが! うれしそうな息子たちを見て満足そうな夫に聞いてみると、会社帰りにクレーンゲームでゲットしたそう。仕事のストレス発散にちょうどいいらしいのです。
その日を境に、朝起きると息子たちの枕元にはぬいぐるみが置かれているように。夫はますますクレーンゲームにハマっている様子です。私としては少しでも早く帰宅して寝てほしいと思うのですが、これが夫のストレス発散になっていると思うと、なかなか言い出せません。
その後もぬいぐるみは増え続け、徐々に置き場に困るようになっていました。それを見て「この先も増え続けたらどうしよう……」と少しずつ不安を感じるように。「このままじゃいけない」と強く感じた私は夫と話すことにしました。
夫には「週1回、千円までならOK」というルールを作ることに。すると夫からは「俺も増え過ぎかなと思っていたけど、喜ばれると『もっと!』って言われている気がしていた」とのこと。どうやら夫は家族にぬいぐるみのお土産を求められていると思っていたようです。私は改めて夫との会話不足に気づかされました。
その後、夫のクレーンゲーム熱は次第に冷め、休日に息子たちを連れてゲームセンターへ行く程度に。家族の会話が足りていなかったと気づいた今回の出来事。きっかけとなったクレーンゲームは、今では家族の貴重なコミュニケーション手段になりました。
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作画/Pappayappa
著者:水野あや
怖がりでやさしい長男とヤンチャでたくましい次男の5歳差兄弟のママ。掃除や片付けは好きだけど料理が大の苦手。家事や育児の息抜きに夜な夜なゲームに没頭するアラサー主婦。