ゴリゴリの原因は「老化」と「更年期」?
アラフィフになって感じるようになった関節のゴリゴリ。一体原因は何なのでしょうか? 一般的によく聞くワードといえば「老化現象」。調べてみたら、体重の負荷が掛かりやすい膝に多く見られるようです。これは加齢とともに関節部分の軟骨の水分が減って軟骨が摩耗することで、関節部分の音が鳴りやすくなるとのこと。
もう1つの気になるワードがアラフィフにおなじみの「更年期」。更年期になると関節を支える組織にも多く分布している女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下するため、柔軟性が失われるといわれているそうです。アラフィフには避けて通れませんが、何らかの打開策はあるはずだと思いました。
私が今回チャレンジしたのは、関節周りの筋肉を柔軟にして軟骨の摩耗を防ぐ目的のストレッチと、エストロゲンに代わる食品を積極的に摂取する食事改善です。
毎朝1時間のストレッチにチャレンジ!
夜は2歳の娘の寝かしつけとともに一緒に寝落ちしてしまうため、ストレッチの時間を作ることは諦めました。なので私のストレッチタイムは朝方4時過ぎ。娘の寝息を確認してから開始します。もともと太極拳を習っていることもあり、太極拳の先生に教わったストレッチを中心に足先から徐々にほぐしていき、硬さが気になる骨盤や肩周り、股関節を重点的に動かします。
40分ほどして体がほぐれてきたら今度はスクワット。膝の関節に負担をかけないために重要な太ももの筋肉を鍛えます。このスクワットは筋肉を鍛えるというよりは、じっくりと太ももの筋肉を伸ばす感覚でおこなうようにしています。全身のストレッチが完了したら仕上げに太極拳。ストレッチをした後の太極拳は体も伸びやすく、少しうまくなったように感じます。自己満足して1時間が終了。
大豆イソフラボンを含む大豆食品を積極的に摂取
体をつくるのはやっぱり食事。アラフィフになって徐々に失われていくエストロゲンに対抗するため、分子構造が似ているといわれる大豆イソフラボンを含む大豆由来の食品(豆腐・納豆・味噌・おから・油揚げなど)を、普段より積極的にとることにしました。これで関節の「ゴリゴリ」が消えたら大豆の効果はたいしたもの。
しかし、偏った食事にすることで別の弊害が出ても困るので、肉や魚はもちろん野菜や海藻、きのこ類もバランス良くとることは忘れません。基本的には豆腐とわかめと野菜の味噌汁、納豆を毎日欠かさず食べるようにしました。
不思議なものでバランスの良い食事プラス大豆食品を続けると、お菓子などの間食がほとんどなくなったのです。個人的にはバランスの良い食事によって心と体が満たされ、間食に走る必要がなくなったのかなと感じました。
まとめ
現在、ストレッチと食事改善を続けて1カ月ほどになります。ストレッチの効果でいえば、朝早い時間帯におこなっているからか1日体が軽やかで以前より快適に過ごせているような気がします。体が大幅に柔らかくなったわけではありませんが、毎日1mmずつでも柔らかくなればうれしいくらいの気持ちで続けているので、1年後の体の変化が楽しみです。また、食事改善も特に制限をしているわけではないのでダイエット効果は期待していなかったのですが、不思議と1カ月で2kgほど痩せました。
まだ関節の「ゴリゴリ」とはサヨナラできていませんが、体の調子は確実に上向きなのでこれからも継続して続けたいと思います。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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