「開けていい」と言ったけれど
ある日、私は通販で注文した商品の受け取りを夫に頼みました。夫から「明日はゴミの日だから、商品が届いたら開けて段ボールをまとめておくね」と言われ、段ボールを家に溜め込みたくなかった私はそれを了承。
ところが、仕事から帰宅して注文していたフィギュアを見て驚きました。なんと、リビングには私が買ったフィギュアが商品パッケージの箱から出された状態で飾られていたのです。
私は商品パッケージの箱は開封せず、箱に入れた状態で飾るつもりでした。そのため、慌てて夫に「箱はどうしたの?」と聞きました。しかし、すでに他のゴミとまとめて収集所に出したあとで……。
落ち込む夫に…
捨ててしまったフィギュアの箱を取り戻そうかとも考えましたが、収集所にある無数のゴミ袋の中から見つけるのは不可能だと思い、諦めてしまいました。
夫は「箱はいらないと思ってた。ごめん」と落ち込んでいて、私自身も箱のまま飾るつもりであることをきちんと話していなかったなと気がつきました。
小さなことでも事前に共有しておくことは大切だなと思った出来事です。
夫は、私のためを思って行動してくれていたのですが、まさかフィギュアの箱も段ボールと一緒に捨てられてしまうとは思いませんでした。夫も私がフィギュアを箱のまま飾るとは予想していなかったようです。それからは、夫婦で話し合い、自分の荷物は自分で開けようと決めました。
著者/やん子
イラスト/sawawa
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