妊娠6カ月まで妊娠に気がつかなかったさとこさん。胎動を感じ、おなかの子に「元気に育っている証拠ね。知らせてくれてありがとう!」と幸せをかみしめるのでした。
翌日、さとこさんはさっそく上司に妊娠を報告。薄々、妊娠に気づいていた上司はさとこさんの報告を祝福してくれました。
さっそく、これからのことを上司に伝えようとしたところ……。
突然の妊娠報告! 上司の反応はいかに?
上司に産休の取得について話し、「予定日の2、3週間前まで仕事を頑張ります!」とさとこさん。すると上司たちは「ダメよ、無理しちゃ! 仕事より赤ちゃんが大事でしょ」とさとこさんと、おなかの子を気づかってくれました。さらに「仕事のこととは私たちに任せて!」と言ってくれ、ホッとしたさとこさんでした。
その後、1児の母でもある上司とランチに行くことに。その際、「妊娠6カ月で気づくとはねぇ。生理が遅れていることに気づかなかったの?」と聞かれます。さとこさんが「生理のようなものが2、3日で終わって。ごく少量の出血で……」と話すと、上司から「着床出血じゃないかな?」という返答が。上司の話を聞き、「生理と着床出血を勘違いしていたのか……」と思うさとこさん。
「ますます妊娠に気づかなかった自分にあきれます」と肩を落とすさとこさんに、上司は「知らなかったのは仕方がないわよ~」と笑ってくれました。
突然の妊娠報告ですが、温かい反応が返ってきてよかったですね。出産や育児の相談に乗ってくれる先輩ママが職場にいると心強いものです。上司のお言葉に甘えて無理せずに、出産まで仕事を続けてほしいですね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※着床出血について
妊娠すると生理予定日のころに少量の月経のような出血が起こることがあります。これは着床出血と呼ばれるもので特に心配はいりません。子宮内膜に受精卵が埋没するときに起こると考えられる出血です。月経予定日のころに少量の月経のような出血が起こります。また、切迫流産や子宮外妊娠などの場合でも出血がみられます。生理なのか、妊娠に伴う出血なのか、自己判断は難しいので、普段の生理と違うなと感じるときは早めに産婦人科の受診をおすすめします。
<参考>
生理と着床出血の見分け方とは?
監修/助産師 松田玲子
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