そんなある日、ヒナタが娘にミルクをあげていると、携帯電話にモネからメッセージが届き、渋々モネの部屋に向かったヒナタ。すると、モネから毎晩夜中の授乳を一緒にやろうと提案をされてしまいます。
すでに限界を感じていたヒナタは、その場では断ったものの、夜になると再びモネからメッセージが届きました。ヒナタはメッセージを無視すると、その翌日、急に訪ねてきたモネ。ユリがこれから出かけることを伝えると、「私も一緒に行く!!」と言い張るモネは結局、ユリたちと一緒に買い物に行くことに。
次の日の夜、ヒナタはモネと一緒に赤ちゃんのミルクをあげていると、モネはヒナタに昼と夜で2人子どもの面倒を分けるように言ってきたのです。そしてその約束を忠実に守っていたものの、ヒナタの変化に気付いたユリが「今日の夜中から私がミルクをやるよ」と言ってきました。しかし、ヒナタは強く反論してしまって……!?
夫の強い口調に妻はあ然として…
ヒナタの強い口調にあ然としてしまったユリ。
ユリの表情を見てヒナタも我に返りました。
「ごめん……子育てってさ、余裕があるかどうかで
感じ方がだいぶ違うと思うんだ……。心も体もね」
「だから……ちゃんとやらなきゃっていう
責任感だけで続いているなら、
無理はしないでほしい」
ユリはそう言うとヒナタの目を見つめて、
「気持に余裕を作っていこうよ」と言ったのでした。
◇ ◇ ◇
ヒナタが今余裕がない状態にいることを察したユリは、やさしい言葉をかけました。本来であれば、ユリの提案にヒナタも「そうだね。じゃあお願いしようかな」と言いたいところだと思うのですが……。ヒナタ自身、ユリには言えないモネとの約束があるのがつらいところなのだと思いました。