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「強烈だね…」SNSの投稿を見せられた私。友人が崇めるアカウントの正体はまかさの… #闇堕ちした妻 11

「妻の私が闇堕ちした理由」第11話。めぐみは、夫のてっぺいと息子のゆうきの3人暮らし。夫への不満などないと思っていためぐみですが―。

めぐみが妊娠しているときのこと、てっぺいは育児中の同級生・さえを見て体型や性格をバカにしました。てっぺいの言葉にめぐみは呆然。めぐみは言いたい事をぐっとこらえ、自分のなかに不満や不安をためこんでいきました。そんな矢先、めぐみは母親が祖母から譲り受けたというネックレスを渡されます。

やがてめぐみはゆうきを出産。退院後のある日、義母が突然押しかけてきたかと思ったら、めぐみに向かって「母親としての自覚が足りない」などと言ってきました。

なかなか帰らない義母に悶々としていためぐみ。するとネックレスが「ズ……」と動き出しました。と同時に、「迷惑だから帰れ」と義母に言ってしまったのです……。

めぐみの発言を聞いて怒り狂った義母は、すぐに帰宅。しかしめぐみは、なぜ自分が義母に帰れなどと言ってしまったのかよくわかりませんでした。てっぺいは産後のホルモンバランスの変化だろう、一緒に乗り越えようと言ってくれたのですが、その夜は仕事から酔っぱらって帰宅。眠りについたゆうきに大きな声で話しかけ起こしてしまったのです。

めぐみのてっぺいへの不満はさらに募ります。

ある日、同級生のさえが家に遊びにきました。さえは自分の夫への不満をこぼしつつ、めぐみにもてっぺいへの不満はないのかと尋ねました。しかしめぐみはてっぺいへの不満をため込んでいるにも関わらず、不満はないと言い張ります。それを聞いたさえは、そんなはずがない、少しの不満すら言えないようでは自分が壊れてしまうとめぐみを注意。その後、さえがあるSNSの書き込みを見せてくれたのですが、そこには……。
 

これは、自分を押し殺して自分に取り憑かれてしまった女性の話です。

義母の迷惑な行動にモヤモヤ

妻の私が闇堕ちした理由

 

妻の私が闇堕ちした理由

 

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妻の私が闇堕ちした理由

 

ひとしきり話を終えると、さえがめぐみにチュイッターのあるアカウントの書き込みを見せてきました。

 

夫への不満や義母への愚痴がたくさん書かれたアカウントを見ためぐみは「うわ……すごい……。強烈……だね」と少し引いている様子。

 

するとさえは、匿名で書き込みできるのだから、めぐみもアカウントを作って日頃の鬱憤(うっぷん)をはらしてみてはどうかと提案。めぐみはさえに考えておくと口では言ったものの、その必要はないと心で考えます。なぜなら、さえが大ファンだと言って見せてくれたアカウントはめぐみのアカウントなのです。

 

めぐみは、つらいことやてっぺいへの愚痴は飲み込んで、それでもつらいと感じるときはネットに書き込むことで気持ちを落ち着けていたのでした。

 

しかし、母親からもらったネックレスをつけたときから、めぐみの中にある負の感情が耳元で囁き(ささやき)ます。そして、このネックレスをつけていれば、自分の心にため込んでいる不満を言える、自分を押し殺さなくても済むのだと実感し始めていました。

 

ある日、めぐみは母親からネックレスに隠された秘密を教えてもらいました。母親曰く、ネックレスをつけているときが本当の自分なのだとか。

 

「昔、山奥のある村に住んでいた女性たちは、男性に道具のように扱われ、理不尽なことがあっても男性に対して意見することはできなかった」と、母親はネックレスの由来について話し始めました。

 

「我慢ができなくなった村の女性たちは、村に祀られている石に向かってつらさを吐き出すことを唯一の楽しみにしていた」と続けます。さらに、「村を離れた後も女性たちは、つらさを吐き出していた石を削って肌身離さず持ち歩き、その石を持てば言葉を飲み込まずに済んだと言い伝えられているの」と母親。

 

どうやら母親がめぐみに渡したネックレスについている石は、そのときの石を受け継いだもののよう。そして母親は必ず先祖代々受け継がれたネックレスを身につけるようめぐみに諭すのでした。
 

◇ ◇ ◇


めぐみさんにとってインターネットは自分の気持ちを赤裸々にさらけ出せる唯一の場所なのかもしれません。ストレスを発散できる場所はもちろん必要ですが、めぐみさんのつらい気持ちを直接受け止め、気持ちに寄り添って解決策を一緒に見つけていってくれる存在が現れるといいですね。そして、めぐみさん自身も相手への不満をため込まず、自分の思いを伝えられるようになると、より気持ちが前向きになっていくのではないでしょうか。


バラシ屋トシヤさんのマンガは、このほかにもブログやInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

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    マンガ家・イラストレーターバラシ屋トシヤ

    懐かしい物を集めることが趣味なWeb漫画家。背中のゾクゾク感がクセになるホラー漫画と、シュールな笑いに引き込むギャグ漫画を展開中。

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